世の中は空前の風の時代ブーム! 新しい時代にワクワクする一方で「ちゃんとついていけるかな……」という不安もありますよね。風の時代と心地よくひとつになる方法とは?
誰もが知っている突き抜けた成功者は、時代の先取りの仕方に、ある共通点がありました。
『200年先の星読み STAR INNOVATION』の著者のやなかえつこさんが、成功者の活躍の秘訣を解説します。
やなか えつこ
十数年の専業主婦時代から独学・講座受講などを経て、現在は個人事業主として四柱推命・西洋占星術を用い鑑定や講師の活動をおこなう。東洋と西洋の占術をどちらもバランスよく使用する鑑定スタイルが人気。占いを学ぶことで自身の人生が大きく変わった経験から、現在は鑑定師の育成にも力を入れている。
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Contents
成功者は【太陽星座のエレメントの役割】に次の時代の要素をプラス
Appleのスティーブ・ジョブズ、Microsoftのビル・ゲイツ、Facebookのマーク・ザッカーバーグ――。
「物質」が大切とされた地の時代に、人より頭一つ突き抜けて成功したのは、
次の時代、つまり風の時代の要素である「情報」や「IT」を駆使して取り入れた人たちでした。
成功している人は、いつの時代も、時代の先を読んでいます。
風の時代に突入した今、私たちが取り入れるべきなのは、次の時代である水の時代のエッセンスなのです。
しかし、ただ闇雲に水の要素を取り入れれば良いかというと、そうではありません。
一人ひとりが元々持っている太陽星座のエレメントの役割を認識しながら、水の要素を取り入れることが大切なのです。
そこで今回は、自分の才能を発揮しながら、一つ先の時代の要素を取り入れて活躍している成功者を火・地・風・水のエレメント別に紹介します。
火 | 牡羊座・獅子座・射手座 |
地 | 牡牛座・乙女座・山羊座 |
風 | 双子座・天秤座・水瓶座 |
水 | 蟹座・蠍座・魚座 |
4つのエレメントからどんなことに価値観をおいているかを知ることができるから、この記事もおススメよ♪
【火】のエレメントの成功者【オードリー・タン】
台湾の若きデジタル担当大臣、オードリー・タン(唐鳳)さんは、太陽星座が牡羊座=火のエレメントで、水の要素を先取りした成功者です。
オードリー・タンさんは、新型コロナウイルスの防疫に世界で最も成功したといわれる台湾で、
マスクを平等に供給するための「マスクマップ」を、市民と協力してわずか数日で作り上げて注目されました。
これは、まだ新型コロナが流行し始めて間もないころの出来事。まず、この素早さに火のエレメントらしさを感じます。
また、マスク不足は知識があれば誰でも予測できることですが、当時は「未知の感染症の流行」という不確定要素がとても多い状況。
そんな時でもピンときたものをキャッチしている点に、「ひらめきを伴う直感」という火のエレメントの要素を感じます。
直感力を活かすという火のエレメントの役割を十分に果たしながら、危機的な状況下において、
価値ある情報を権力側に独占させず平等に広める「マスクマップ」という発想に行き着いたのは、なぜか。
それは、オードリー・タンさんが「社会から誰一人排除しない、させない」というインクルーシブな考え方を持っているからです。
このインクルーシブな考え方こそ、「私たちは一体である」という水のエレメントの示すもの。
オードリー・タンさんは、それをいち早くご自身の中に育んで来た人ではないでしょうか。
【地】のエレメントの成功者【吾峠呼世晴/諫山創】
太陽星座が地のエレメントで、水の要素を先取りした成功者といえば、漫画『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴 (ごとうげ こよはる)さんや、
『進撃の巨人』の作者・諫山創(いさやま はじめ)さん。
太陽星座は、吾峠さんが牡牛座、諫山さんが乙女座です。
漫画家など職人的な役割の方や、形あるものを作り出すお仕事に携わる方には、地のエレメントの方が少なくありません。
『鬼滅の刃』『進撃の巨人』は、どちらも地の時代に風の要素を取り入れて成功した作品。
共通する特徴は、主人公以外のキャラクターの個性が際立ちつつ、それぞれが役割を全うしていて
チームとしてきちんと成り立っている点です。フラットな風の時代の雰囲気が漂っています。
『鬼滅の刃』では、風の時代へ移り変わる少し前に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開されました。
夢と現実を行き来するストーリーが展開されるのですが、「夢」はまさに水のエレメントが象徴するもの。
そして、漫画『鬼滅の刃』全編を通したテーマとなっている「家族愛」「愛情」なども水の要素ですね。
また、風の時代にスタートしたアニメ『進撃の巨人 The Final Season』は、仲間や家族への「愛」がストーリー上の大きなポイント。
この愛もまた、水のエレメントが司るものですね。
さらに、「立場によって見える世界がガラリと変わる」という善悪の境界線が曖昧な世界観も、一体感や融合がキーになる水の時代を連想させます。
【風】のエレメントの成功者【中田敦彦】
太陽星座が風のエレメントで水の要素を先取りした成功者には、オリエンタルラジオの中田敦彦さんがいます。
頭脳明晰で理論派というイメージが強い、中田さん。一見すると水のエレメントっぽいところは見当たらないのですが、
ご家族でシンガポールに移住するなど、動画などの発信の所々に家族を大切にしている感じが見て取れます。
さらに相方の藤森慎吾さんのことも、今は本当に大切に思っているようで、このあたりに水の要素を感じます。
また、水の要素の取り入れ方に「風のエレメントらしさ」が色濃く出ているのが、中田さんのYouTubeチャンネルです。
中田さんの主観から発信される内容がない、つまり伝える内容に「自己」が無いのです。
視聴者に求められる情報を届ける、という姿勢を徹底しています。
人間は基本的に自分の意見を言いたい生き物だと思いますが、それを抑えて、求められるものや集合無意識のニーズを汲んでいるのです。
言い換えれば、受け取る人のことをとことん考えているということ。ここが風のエレメントの人らしい愛(水の要素)を感じます。
他にも、YouTubeの収録現場にオンラインサロンメンバーを招いて有機的なつながりを作ったところや、
「顔出し引退」を宣言したものの撤回したところも、ちょっと水っぽい感じがしますね。
風(情報・知識)だけになりきらず、水の要素を上手に取り入れている例だと思います。
【水】のエレメントの成功者【スティーブ・ジョブズ】
太陽星座が水のエレメントで水の要素を先取りした成功者は、なんといってもAppleのスティーブ・ジョブズです。
地の時代に突き抜けた成功を収めた彼は、魚座生まれでした。
スティーブ・ジョブズはたくさんの魅力的な製品を発表していますが、地の時代に風の要素を取り入れた例として最も分かりやすいのはiPodです。
iPodは、外出先で音楽を聴くための機器です。
iPodが誕生するまでは、私たちはCDプレイヤーやMDプレイヤー、もっと遡ればカセットプレイヤーを使っていました。
当時、多くの人が不便だと感じていたのは、プレイヤーだけでなく、聴きたいCD・MD・カセットも一緒に持ち歩かなければいけなかったことです。
聴きたい曲が多いほど荷物がかさばり、物理的に持ち運べなければ聴けない、という不自由さがありました。
そこへ登場したiPodは、「音楽をデータ(情報)としてプレイヤーに入れ込む」という新たなスタイルを提案。
地の時代の「物質」から風の時代の「情報」へという流れを、ジョブズは完璧に先取りしたのです。
さらに、Appleは2015年に月額制の音楽配信サービスApple Musicもスタートさせています。
クラウドに上がった音楽データを、みんなが共有し分け合うイメージが浮かびます。こちらも風の時代の先取りと言えるでしょう。
しかし、実はiPodは非常に「水」らしい製品だとも感じます。
「音楽の混沌の海から、その時に聴きたいものを取り出す」という設計が、水のエレメントの「すべて受け入れる・混ぜ合わさっている」という特徴と通じるからです。
スティーブ・ジョブズのホロスコープを見ると、太陽だけでなく、月・木星・土星・天王星も水のエレメント。
彼自身、「水」の要素が強いホロスコープの生まれです。
だから、ものごとの一体化・統合をインスピレーションとして感じていたのではないでしょうか。
『200年先の星読み STAR INNOVATION』でもっとくわしく♪
突き抜けた成功者は、時代の先を読んでいます。風の時代を生きる私たちは、
この記事で紹介した成功者たちのように、自分の太陽星座のエレメントの役割を発揮しながら、
次の時代である「水の時代」のエッセンスを取り入れましょう。
エレメント別の役割は、『200年先の星読み STAR INNOVATION』でも解説しています。
この本には、エレメント別「スターイノベーション占い」も収録。
あなたの人間関係、恋愛・結婚、仕事、お金のヒントをお伝えしています。
ぜひ本屋さんで手にとってみてくださいね。
動画を見ながら、自分のペースで星読みを学びましょう♪