金星逆行中は、身近な人間関係や愛情表現がスムーズにいかなくなったり、過去を振り返って好きな人や好きなモノを思い出したりしやすいと言われています。
また、お金のトラブルも起きやすく、恋愛や人間関係に関することにも影響があるでしょう。
この記事では金星逆行中に起こりやすいことや、おすすめの過ごし方について、詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
約1年7ヶ月ごとに一度、40日間くらい逆行するんじゃよ。
さっそく、金星逆行について説明していくぞ!!
Contents
金星逆行の影響は?【人間関係・恋愛・お金の使い方】を見直そう
愛や調和をつかさどる金星は、愛や絆をもとに、あらゆるものとつながろうとします。
「大好き!」といった感情や、純粋に誰かを愛すること、恋愛や友情などの人間関係で心地よくつながっていくのが金星です。
金星は優美さや豊かさの象徴でもあります。
芸術的分野のセンスであったり、バランスや調和のとれた生活に深く関わりがあります。
金星逆行期間に入ると、「愛」「好き」「豊かさ」の分野で次のようなことが起こりやすくなります。
- 止まる・遅れる
- 後ろ向きに進む
- 戻る
- 過去を振り返る(逆に進む)
つまり金星逆行とは、金星がつかさどる「愛」や「豊かさ」というテーマで物事の流れが止まったり戻ったりするということなのです。
影響①身近な人間関係にトラブル・愛情表現がスムーズにいかない
金星逆行中は、友人・恋人・家族など身近な人間関係にトラブルが起きやすくなります。
もっとわかってほしい、もっと愛してほしいなど「好き」の感情が過剰になったことが原因でいざこざが起きたり、すれ違いが起きやすい時です。
感情のコントロールが効かなくなって、思ってもみないことを口にしてしまったり、愛情表現が裏返しになったり、
よかれと思ってやったことが裏目に出るといったことがあるかもしれません。
人によっては、衝動的な恋愛に盛り上がってしまうことも!
いずれも金星の「好き!」のパワーがうまく発揮できなくなって起こることと言えますね。
影響②好みや美意識が変わる・好きだったモノを思い出す
金星逆行中は、今まで好きだと思っていた人・モノに対して、「あれ?」と立ち止まって見直すようなことが起きやすくなります。
ずっと好きで集めていたコレクションに興味がなくなってしまったり、反対に今まで興味がなかった人・モノに心奪われるようになったりするかもしれません。
また、昔よくやっていた趣味を急にやってみたくなったり、何が好きだったかを思い出したり、過去の楽しかった時間を振り返るようなことが起こりやすくなります。
影響③昔の友人・知人との再会や恋人との復縁がある
金星逆行中は、しばらく連絡を取っていなかった古い友人・知人から連絡が来たり、再会したりすることが起こりやすい時です。
古い友人・知人から連絡が来たり、再会したりすることは、水星逆行中でもよく起こることですが、金星逆行中では少し現象が異なります。
水星逆行の場合、街中で偶然バッタリ会ったり、いつもと違う電車に乗ったら偶然再会したり、意外性を伴ってやってくることが多いでしょう。
一方、金星逆行の場合は、何かしらその人にまつわることを思い出すといった場合が多いようです。
「やっぱり好きで忘れられない」というように、「好き」の感情を思い出すことが引き金となることもあるでしょう。
そのため、昔の恋人との再会や復縁も、十分ありうる時期と言えるのです。
影響④衝動買いやギャンブルなど金銭感覚がルーズになる
金星がつかさどる豊かさのパワーは、物資的な豊かさの象徴=お金に関わるという解釈もあります。
その金星が逆行することによって、お金にまつわるトラブルが起こりやすくなることが考えられます。
普段は欲しいと思わないものを衝動買いして散財してしまったり、ギャンブルでお金を失ってしまったり、お金に対するコントロールが効かなくなる傾向があります。
そのせいで、借金の返済が遅れる、株で損失を出してしまうということもあるかもしれません。
逆行する時はそれぞれの星が司るテーマで、後ろ向きに進んだり、振り返ったりするようなことが起こるぞ!!
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金星逆行とは【地球から見て逆向きに動いているように見える】現象
ここで、金星の逆行について、少しおさらいをしておきましょう。
そもそも金星逆行とは、金星が本来の進行方向ではなく、逆向きに動いているように見える現象のことを指します。
通常、太陽系の天体は、太陽を中心にして常に同じ方向へ向かって動いています。
しかし逆行期間に入ると、地球から見たときに、逆方向に動いているように見えるのです。
これを天体の逆行と言います。
順行の場合、地球から見える金星の動き(金星の見た目の動き)はオレンジ色の矢印のようになります。
金星の見た目の動きは、金星の軌道と同じ反時計回りですね。
一方、逆行の場合は、金星の軌道は順行時と変わらず反時計回りですが、金星の見た目の動きは逆向き(時計回り)になるのです。
これが逆行の正体です。
2023年の金星逆行は【7月23日〜9月4日】獅子座で起こる
金星逆行は、2023年7月23日〜2023年9月4日の約40日間にわたって起こります。
金星逆行の影響は、どの星座で起こるかによって影響も変わってきます。
2023年の金星逆行が起こるのは、「情熱」「自己表現」「自立」を表す獅子座です。
恋愛・人間関係・お金の面で、獅子座の影響を受けると考えるため、次のようなことが起こりやすくなるでしょう。
- 感情の浮き沈みが大きくなり、自己主張が強くなりやすい
- 過去の人やモノに対して依存的になりやすい
- お金にルーズになりやすい
自分の思っていることをうまく伝えられず、イライラがたまって、ある日爆発してしまうこともあるかもしれません。
身近な人に辛くあたってしまう傾向もあるでしょう。
また、お金に対しても、ネットの情報や友人の話を鵜呑みにしてしまい、よく調べずに投資してしまったり、
お金の貸し借りにルーズになってしまったり、トラブルの原因になる可能性がありそうです。
金星逆行期間の過ごし方|4つのポイント
金星逆行の過ごし方①【ひとりの時間を大切にする】
金星逆行の期間は、恋愛・人間関係について感情的になりやすい時です。
これまで気にしてなかったことが、知らぬ間に積もり積もって、何かをきっかけにトラブルに発展してしまう可能性があります。
うまくいっているときは「まぁ、いっか」と受け流せたことが、この時期は「ひとこと言わずにはいられない」といった気持ちになるかもしれません。
このとき、感情に任せて相手にぶつかってしまうと、誤解やすれ違いの原因になり、その後の関係性にヒビが入りかねません。
「感情的になってしまう時期なんだ」ということを思い出すと同時に、ひとりになって自分自身を振り返ってみましょう。
ひとりの時間を持つことで、冷静になり、相手とも穏やかに話すことができます。
相手が恋人や友人、家族など身近な人であっても、できるだけ冷静になるようにしましょう。
金星逆行の影響で感情が揺れ動きスムーズにいかない時期であることを心にとめておき、落ち着いて対処することを心がけてくださいね。
金星逆行の過ごし方②【過去の記憶をやり直す・感情を捉え直す】
金星逆行中は、過去をやり直すチャンスが巡って来る時期でもあります。
以前、人から言われたことで、ずっとしこりが残っていたり、傷ついたままでいたりしたことに気づくかもしれません。
また、「あの時、あの人が言っていたのは、こういうことだったのか!」と、今になって過去の出来事の意味に気づく人もいるでしょう。
誤解や勘違いのまま疎遠になってしまった友人や恋人がいれば、その誤解を解くヒントやアドバイスがどこかからやってきて、その情報をキャッチするかもしれません。
いずれにせよ、逆行期間は過去の記憶を新しい情報によって捉え直したり、書き換えることができる、そんな見直しや更新がうながされるときと言えます。
「あの時、こう伝えればよかった…」と気づいたことがあれば、今やり直してみましょう。
傷が癒されることもありますし、過去にうまくいかなかった関係性を修復することにつながる、なんてこともあるかもしれません。
過去に囚われず、未来に目を向けるようにしてくださいね。
金星逆行の過ごし方③こじらせてしまった関係を【じっくり見直す】
金星逆行中は感情のコントロールがしにくくなるため、友人や恋人など人間関係でのトラブルが起こりやすくなります。
もしかしたら、ちょっとしたすれ違いからケンカになってしまう可能性も。
しかし、金星逆行中に起こることは、あなたにとって大事な気づきにつながるはずです。
誰かとの関係がギクシャクしてしまった場合、感情にまかせてぶつかりあうのは避け、自分の心を見つめてみましょう。
ひとりになって自分自身を振り返る時間をつくり、今の自分が感じていることをじっくり見つめてみてください。
そうすることで、自分の本心や、本当にやりたかったことに気づけるでしょう。
自分の中で気づいたことを言葉にして伝えられる段階になったら、相手と話し合ってみましょう。
金星逆行期間が終わる頃には、以前よりもっとよい関係性になっているかもしれません。
金星逆行の過ごし方④【衝動買い・ギャンブル・高額の株投資は避ける】
金星逆行中は、人間関係だけでなく、豊かさ=お金にまつわる揺らぎも起きやすくなります。
欲しいものを無理にガマンする必要はありませんが、後から考えてみるとそんなに必要ないものだったということも。
また、株や投資などで大きな金額をやりとりするのは控えたほうがいい期間と言えます。
逆行の時には、トラブルが起こりがちと言われていますが、後で取り戻せるような軽いものが多いです。
そして、順行に戻ったら、逆行中に起きた問題は解消されていきます。
金星逆行は「立ち止まってじっくり振り返ってみたらどう?」という、星からのメッセージだと思ってみてはいかがでしょうか。
- 順行のときには気にならなかったことを再考してみる
- 普段感じきれなかった感情と向き合い整える
- 忘れていた好きなものを思い出す
- 「本当にこれでよかったのかな?」と振り返り確認する
- これから進んでいくための準備期間
こんなふうに人間関係や感情について、ゆっくり整えながら過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
【金星逆行Q&A】金星逆行でよくある疑問・質問
最後に、金星逆行にまつわるよくある疑問・質問についてお答えしていきます。
【金星逆行Q&A】①金星逆行生まれってどんな人?特徴は?
金星逆行生まれとは、生まれたときのホロスコープ(ネイタルチャート)に逆行している金星を持っている人のことです。
下の赤い丸印をチェックしてみてくださいね。
だから、この人は金星星座が水瓶座で、金星逆行生まれってことだね。
金星逆行生まれの人は、金星がつかさどるテーマの「愛」や「喜び」がスムーズに表現できないかもしれません。
愛情や喜びを抑えて誤解されてしまったり、思いがなかなか伝わらなかったり、自分の気持ちを表現することに苦手意識をもってしまうこともあるでしょう。
そのため、パートナーは「愛情をあまり感じられない」「愛されていないのかも」と不安になってしまうことも。
金星逆行生まれの人は、できるだけコミュニケーションを丁寧にとり、相手に対して言葉や態度であなたの想いを伝えるようにしてくださいね。
金星逆行生まれの人は自信を持ちづらいだけで、本来のあなたはとても愛情深く、愛する力も、愛される素質も持っているはず。
「愛情表現が苦手だけど、本当はこう思っている」と素直に伝えてもいいかもしれませんよ。
それぞれの天体の逆行生まれの特徴が分かりますよ。
コツがつかめると、自分でどんどんホロスコープが読めるようになっていくぞ。
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【金星逆行Q&A】②金星逆行生まれは金星逆行の影響を受けやすい?
金星逆行生まれの人は、金星逆行の影響に慣れていて、振り回されづらいといえます。
金星逆行への対処法を、これまでの経験から習得している場合も多いからです。
逆行によって少し感情を表現しにくい面が強まることもありますが、普段の自己表現方法やコミュニケーション方法を活かせば、逆行の時期に大きな影響は受けにくいでしょう。
金星逆行生まれの人は、金星逆行の性質に慣れている分、この期間をうまく乗り切るコツを心得ているはず。
この時期は、周りの人の相談に乗ってあげたり、アドバイスをしてみたり、金星逆行に翻弄されている人がいたら、ちょっとした手助けをしてあげてもいいかもしれません。
詳しくはコチラを見てくださいね。
【金星逆行Q&A】③金星逆行中は交際をスタートさせてもいい?
金星には「楽しさ」や「華やかさ」という意味もあるため、金星逆行中の恋愛はじっくり愛を育むというよりも、視野が狭くなり、楽しさや華やかさに意識が向く傾向があります。
そのため、金星逆行中に始める交際は「一時的なもの」になる可能性が。
結婚につながるような真剣な交際を望んでいる場合は、金星逆行中に交際をスタートさせるのは避けたほうがいいかもしれません。
金星逆行中は本当に相手のことが好きなのか、どのように付き合っていきたいのか、自分の気持ちをじっくり見つめ直す期間にしてみましょう。
友人として付き合いを続けて、お互いのことをよく知る時間にしてみてもいいかもしれません。
金星逆行は約40日と短いため、逆行終了後にあらためて交際について考えてみると、ふさわしい答えが見つかるでしょう。
ただ、金星逆行に入る前にすでに交際を決めていた人は、この期間中に交際をスタートさせても大丈夫でしょう。
【まとめ】
金星逆行は人間関係や感情を調和させるために、振り返るきっかけをくれる期間と言えます。
この期間に人間関係の小さなトラブルがあったとしても、「こうすれば良い!」と気づくためのきっかけになり、大ごとにはなりにくいでしょう。
心配や不安を抱えて過ごすよりも、さらに成長できる時期と前向きに捉えると良いですね。
金星逆行期間が終わる頃には、あなたの中でより豊かで、本質的な愛が深まっていることでしょう。
金星逆行中に起こることをじっくり感じて、あなたなりの金星の捉え方、星の読み解き方を深めてみてくださいね。
水星逆行は1年に数回あるから、それもチェックしておくといいぞ。
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