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思考パターンが分かっちゃう講座
2025年7月11日、山羊座(やぎ座)で満月を迎えます。
星読みテラスを監修する西洋占星術師・かげした真由子先生が、今回の満月の解説と過ごし方のポイントをお届けします。
「2025年7月の山羊座満月」の星読みをお伝えしますので、次の新月までの約2週間の過ごし方のヒントとしてご活用くださいね。
一緒に2025年7月の満月からのメッセージを受け取ろうね♪
私まゆちんの新しい本、『過去占い』を出版しました♪
新月や満月のタイミングのように、自分の気持ちや内面と向き合うときにもおすすめ♪ぜひ書店でお手にとってみてくださいね！
Contents
2025年7月11日【山羊座(やぎ座)満月】ホロスコープを徹底解説
2025年7月11日 日本時間5時36分ごろ、山羊座(やぎ座)で満月を迎えます。
新月と満月はワンセットで、新月に蒔いた種が満月に実ると考えます。
月の満ち欠けは、私達の呼吸と一緒で「吸って吐いて」のワンサイクルです。
満月は、新月から吸収してきた何かを外側に出していくタイミング。
何が満ちていて、どんなことを外側に出していけばいいのか見ていきましょう。
そんな方には、こちらの記事もオススメですよ♪
それでは、2025年7月11日の山羊座満月のホロスコープを、細かく読み解いていきましょう。
※システムの仕様上、天体の度数やハウスのカスプの位置が、少しズレて表示されている場合があります。
- 山羊座18度でおこる満月
【山羊座19度】サビアンシンボル「大きな買い物袋を下げた5歳程度の子供」
実践的な能力を磨く - 満月（太陽/月）にアクセスする星達
・太陽/月の軸とノード軸のミスティックレクタングル
人とのご縁で心をゆるめる - その他、特徴的な配置
・土星＆海王星と天王星と冥王星のミニトライン（小三角）
社会の枠組みがゆるみ、根本的に変わる
ホロスコープを読むのが難しい…と感じる人は、下のボタンから星読みテラスのホロスコープを出してみてくださいね。
2025年7月の山羊座満月【揺れる心に小さな席を用意する満月】
2025年7月11日5時36分（日本時間）に山羊座で満月を迎えます。
今回の満月を一言でいうと、「揺れる心に小さな席を用意する満月」。
これまで目の前の目標や責任に追われながらも動き続け、ついに頂上へたどり着きつつある私たちの心が「わたしのことも見て」と小さく上げた声に、耳を傾けるような満月です。
今回の満月も、6月の射手座満月に続いて、人とのご縁ポイントと言われるドラゴンヘッドとドラゴンテイルのノード軸と関わる配置を持っています。
6月の満月と違うのは、今回私たちはノード軸の影響を穏やかな形で受け取れるということ。
満月の緊張感で気持ちが揺れる時でも、周りの人間関係の中に救いやヒントが隠れています。
誰かとのやりとりを通じて、これまで心の隅に追いやっていた感情や、本当に大切にしたいことに気がつくかもしれません。
6月25日の蟹座新月では、「新たな仲間と銀河鉄道に乗り込む新月」として、新しい絆や理知的な行動力の大切さをお伝えしました。
それを経て迎える今回の山羊座満月は、揺れながらも前進してきた私たちに、「置き去りにしてきた気持ち」に目を向けるようにうながします。
責任感が強く、何かを達成しようとするあまり、自分の本音を後回しにしてしまいがちな山羊座の月。
ですがこの満月は、そんな後回しにしてきた感情に、「ここにいていいよ」と席を差し出すようなやさしさを含んでいます。
これからの時代を軽やかに、でも自分らしく歩いていくためのヒントを、満月のホロスコープからみていきましょう。
新月満月占い｜うまくいったのに素直に喜べない｜山羊座満月
いま、「私は何のために頑張っているんだろう？」「このまま突っ走っていて大丈夫なのかな？」と、心のどこかで引っかかるような感覚を抱えている方もいるかもしれません。
もしくは、「あんなに頑張って達成したし、嬉しいはずなのに、なんだか素直に喜べない自分がいる…」という人もいるのではないでしょうか？
というのも、今回の満月が起こるサインは山羊座。
山羊座の月と蟹座の太陽が向かい合うことで、私たちがなにか目標のために頑張る中で「置き去りにしてきた感情」をそっと照らしているのです。
月は私たちの感情や内面、「これがないと安心できない」といった本能的な欲求を表します。
その月が山羊座に入るとき、月は「デトリメント（本来の力を発揮しづらい）」の状態にあると言われます。
月は蟹座の支配星ですが、180度反対側（オポジション）である山羊座に位置すると、「自分の感情」に向き合うことや素直に表現することが少し苦手になってしまうのです。
簡単に言うと、星の「力の強さ」や「働きやすさ」を評価するための考え方ってところでしょうか。
気になる人はこの記事を見てみてくださいね♪
山羊座のエネルギーは、社会的な成功や、誰の目にも見える結果を出すことを重視します。
目標を決めて、そのために着実に進んでいくことを大切にしますが、一方で「目標に直接関係ない自分の感情」は、無意識に脇へ追いやってしまう傾向があります。
たとえば、「頑張りすぎてちょっと疲れた」「寂しい、本当は誰かと話したい」と感じていても、「そんなことより、やるべきことがあるでしょ」と、心にフタをしてしまう時。
それが山羊座の月が見せるタフな一面の表れであったとしても、置き去りにされた感情は消えてなくなってくれるわけではありません。
蟹座は、「家族や身内、仲間との絆」や「安心できる居場所」を大切に愛して守るエネルギーを持っています。
心の奥底にある柔らかな部分を拾って、守ろうとするあたたかさが特徴です。
つまり今回の満月は、「社会的な義務感や達成意欲（山羊座の月）」と「感情やつながりを大切にしたい気持ち（蟹座の太陽）」が真正面から向かい合うタイミング。
「ここまでやってこれたんだし、あともうちょっとがんばらなきゃ」と自分を奮い立たせる一方で、「がんばらなくても、受け入れてほしい」という感情が、心の奥でくすぶっていないでしょうか？
どんなに立派な成果も、自分の心がついてこなければ長くは続きません。
つい後回しにしがちな感情にも、そっと居場所を与えるときが来ています。
この満月では、「ちゃんと感じることを、ちゃんと大切にすること」が1つの鍵になると言えるでしょう。
新月満月占い｜「ご縁」で自分の感情に気づく｜山羊座満月
でも、星はちゃんと助け舟を出してくれていますよ。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルのノード軸に注目してみましょう。
今回の満月では、山羊座の月と蟹座の太陽のオポジション（180度）に加えて、魚座のドラゴンヘッドと乙女座のドラゴンテイルが、「ミスティック・レクタングル」を形成しています。
ミスティックレクタングルは、緊張や葛藤がありつつも、絶妙な助けが入って奇跡を起こすことができるとも言われる非常にラッキーな配置。
特に今回注目したいのは、その一角を担うドラゴンヘッド＆テイルが、「人とのご縁」や「魂の成長ルート」を示しているということです。
ドラゴンヘッドがある魚座は、「無条件の愛」や「すべてを受け入れる寛容さ」を象徴するサイン。
ドラゴンテイルがある乙女座は、「役に立つこと」や「完璧に整えることへのこだわり」を表します。
このノード軸が示しているのは、「きちんとしなきゃ」「誰かの役に立たなきゃ」というプレッシャーから離れて、「感覚的につながれるご縁」へとシフトしていく流れであると言えます。
今回の山羊座の満月は、まさに「ちゃんとしなきゃ」と自分にプレッシャーをかけやすい状態。
山羊座の月は、きちんと結果を出すためなら感情を抑え込むこともいとわない、と先ほどお伝えしました。
その山羊座の月が、乙女座のドラゴンテイルの完璧主義的な部分と共鳴して、「自分の感情よりも、きちんとすることを優先しよう」とする力を強めてしまうかもしれません。
超仕事人！って感じでカッコイイけど、自分へのプレッシャーも大きそうだね…！
だから、私たちはドラゴンテイルの方へ寄っていきそうになるんです。
「そんなにがんばらなくても、愛される場所があるよ」ってね。
今回の満月のエネルギーは、頑張りすぎなほどに頑張っていた山羊座的な姿勢を見直して、もっとゆるやかで優しい関係性に目を向けるよう私たちにうながしてきます。
たとえば、話すたびに新しい発見があるわけではないけれど、弱音をこぼしても責めないでいてくれる友人や、しゃべる内容がなくなっても気にせずそばにいてくれる人。
そんな人が近くにいてくれる場合は、「こんな会話、なんの生産性もない…」と思ってしまうような内容こそ、ぜひ話し合ってみてください。
なんの役にも立たないように思える会話ができる誰かがいることが、あなたの中で「そんなこと考えても無駄だから」と無視されていた気持ちに居場所を与えるための支えになってくれるのです。
完璧さを認めてもらうことよりも、誰かの前で素直な気持ちを受けとめてもらえること。
その安心感が、成果を出すだけでなく自分の気持ちも満たすことができるような、1つ上の次元にステップアップできる確かな一歩となっていくのです。
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新月満月占い｜心の温度でつながるご縁｜山羊座満月
山羊座の月は、どうしても「目的に向かって正しくあること」を優先しがちです。
ですが今回の満月では、「正しさ」だけでは乗り越えられない壁が、私たちの前に現れて心を揺らします。
心が揺れるときは、そこには大切な気づきが眠っているサイン。
たとえば、「なんとなく寂しい」「なんだか違和感がある」といった感情は、社会的な役割や評価では測れない「自分自身が大切にしたいもの」を教えてくれている可能性があります。
さらに今回は、魂のご縁を表すドラゴンヘッドが「共感や優しさ」を象徴する魚座に位置しています。
これは、肩書きや実績ではなく、心の温度でつながるご縁こそが、これからの時代を切り拓いていくために必要であるということを私たちに示しているのです。
心の温度でつながるご縁は、自分の気持ちに正直でなければ築けません。
自分が今、どんな感情を抱いていて、どんな関係の中で安心したいのか？
それを無視して進もうとすると、心が疲れてしまって自分だけでは対処できなくなってしまったり、それまで問題なかったはずの方法が通用しなくなったりしてしまいます。
だからこそ今回の満月では、「自分は本当はどう感じているのか？」「誰と心を通わせていたいのか？」という問いに、丁寧に耳を澄ませてみてください。
たとえ綺麗な感情でなかったとしても、フタをしてしまわず、その感情が自分の心の中にあるということを、認めてあげましょう。
なぜならそこには、これからの時代を軽やかに歩んでいくための、大きなヒントが隠されているからです。
新月・満月みたいに、自分の気持ちや内面と向き合うときにもぴったりだね♪
過去を携えて前に進む、すべての人に役立ててもらえる1冊です。
もちろん、星読みが好き！なあなたにも、お手に取ってもらえたらうれしいです♪
新月満月占い｜不完全がいい時代｜山羊座満月
今回の満月には、もう1つ注目すべき大きな流れがあります。
今回の山羊座満月の直前である2025年7月7日、天王星が牡牛座から双子座へと移動します。
天王星がサインを移るのは、およそ7年ぶり。
エレメントでは、地のエレメントから風のエレメントへの移動です。
さらに3月と5月に海王星と土星が牡羊座へ、2024年11月には冥王星が水瓶座へ移動しているため、社会や時代のムードを表す天体がすべて風のエレメントと火のエレメントへと移動したことになります。
これまでの「物質的な安定や所有」が重視される価値観から、「知識や軽やかさ」が重視される時代へと、社会全体のテーマがシフトしていく合図と言えるでしょう。
そして、この流れを受けながら、今回の山羊座満月では天王星、土星＆海王星、冥王星が小三角（ミニトライン）と呼ばれる安定感のあるアスペクトを形成するのです。
そんな星たちが今回の満月できれいな三角形のアスペクトを作っているなんて、なんか意味ありげな感じで気になる〜！
- 天王星→「イノベーション」
- 土星→「社会の枠組みやルール」
- 海王星→「理想やインスピレーション」
- 冥王星→「根底からの生まれ変わり」
それぞれ違うエネルギーを持つ天体同士が、共鳴しながら私たちの生きる社会全体の土台を組み替えていくような配置です。
つまり今は、「これが正解」「こうあるべき」という枠組みが、静かに、けれど確実に書き換えられていくタイミング。
私たちの目に見えないところで、社会のOSが静かにアップデートされているような時なのです。
ちなみに、天王星が双子座に入ると、いよいよAIが本格的に社会で活躍し始める時代になるとも言われます。
日々すさまじい勢いで進化を遂げるAIは、そう遠くないうちに私たちがこれまで必死で完璧に仕上げようと頑張ってきた作業を、ほんの数分で完璧にこなすようになるでしょう。
そうした劇的ともいえる変化の中で、私たちの心には「私はこのままでいいのかな？」「AIじゃなくて、私にできることって？」という気持ちが自然と湧いてくるかもしれません。
今このタイミングでもしも胸がざわざわする感じがあったり、不安を感じたら、その気持ちを押し込めてしまわず、誰かに「話してみる」「頼ってみる」「そばにいてもらう」ことを選んでみてください。
そして、そんなあなたを笑わずに受けとめてくれる人がいたら、その存在を大切にしてください。
これからの時代は、「1人で完璧にできる人」ではなく、「不完全なまま、誰かと心を通わせながら歩んでいける人」が強くなれる時代になっていきます。
だからこそ、ついていけない自分を責めるのではなく、「どんな気持ちも大切にしていい」と自分に許すことが、前へと進む最初の一歩になるのです。
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新月満月占い｜ひとりで踏ん張る必要はない｜山羊座満月
今回の満月が位置する山羊座19度のサビアンシンボルは、「大きな買い物袋を下げた5歳程度の子供」。
自分にはまだ背負いきれないような責任や課題に対して、無邪気に、そして健気に取り組もうとする姿勢を表す度数です。
このシンボルの子どもは、「やらなきゃ」「家族の期待に応えなきゃ」と、一生懸命に袋を持ち上げて前に進もうとします。
でも本当は、その袋の中身を誰かと分け合ったり、通りかかった人に「ちょっと重いかも」と助けを求めることもできるはずなのです。
この度数は、「過剰な責任感」「無理して頑張る自分」に気づくことの大切さを教えてくれています。
山羊座の月がデトリメント（居心地の悪い配置）にある今、「頑張ることが正しい」と思い込みすぎていないか、立ち止まって見直すタイミングなのです。
もし最近、ちょっと疲れやすかったり、人に甘えるのが難しいように感じる時があったら、それはあなたの中の「5歳程度の子ども」が、大きな荷物をひとりで抱えているサインかもしれません。
大きな荷物を1人で抱えることができなかったとしても、周りの人は案外、あなたのことを気にかけて、大切に思ってくれていると思いますよ。
「やっぱり1人だと大変かも」「こんなにがんばったけど、褒めてもらえなかったら悲しいな」「誰かが一緒に持ってくれたらいいな」
そんな風にあふれてくる気持ちを抑えてしまわず、今回の満月ではぜひ、認めてあげてください。
気持ちを認めてあげることで、一緒に荷物を持ってくれる人と出会えたり、1人で荷物を持たなくても家族と良い関係を築ける方法が見つかったりなど、あなたが無理をしなくてもいい未来を作ることにつながるのです。
立ち止まって、自分の心が揺れていることそのものを認めてあげ、席を作ってあげること。
そんなメッセージを、私たちは今回の満月から受け取ることができるでしょう。
【まとめ】7月11日山羊座(やぎ座)満月から次の新月までの過ごし方
最後に、2025年7月11日の山羊座満月から、7月25日の獅子座新月までの過ごし方のポイントをまとめておきましょう。
- 「最近がんばりすぎてない？」と自分に問いかけてみる
まずは、つい無理をしてしまう自分に気がつくこと。意外と知らず知らずのうちに無理をして、疲れてしまっていることが多い。
- 気を許せる人と、他愛ない話をする時間をつくる
言葉にすることで感情が整理されるし、安心感も得られて一石二鳥。話の内容がなんの役にも立たなければ立たないほど、心の健康に◎ - できない」自分にもOKを出してみる
完璧じゃなくても大丈夫。完璧な作業はもうすぐAIがやってくれるようになり、これからは「不完全なまま、誰かと心を通わせながら歩んでいける人」が強くなれる時代。
「2025年7月の山羊座満月」についてのホロスコープ読み解きは以上です♪
素敵な満月をお過ごしください。
星の動きに乗りながら夢を叶える準備ができる手帳なんだよ〜♪
YouTubeチャンネル『みらいテラス』でも、2025年7月11日の山羊座満月について動画で解説します。
ぜひご覧ください♪
山羊座満月のパワーとあなたらしさを活かして星を読んでみませんか？
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