2023年1月7日、蟹座で満月を迎えます。星読みテラスを監修する西洋占星術師・かげした真由子先生が、今回の満月の解説と過ごし方のポイントをお届けします。
2023年1月7日 日本時間8時7分ごろ蟹座で満月を迎えます。
新月と満月はワンセットで、新月に蒔いた種が満月に実ると考えます。
満月は、新月から吸収してきた何かを外側に出していくタイミング。
何が満ちていて、どんなことを外側に出していけばいいか見ていきましょう。
あなたの星座へ満月のひとことメッセージがあるよ!
ぜひ最後まで読んでみてね!!
Contents
2023年1月の満月【可能性が見えてくるからこそ内面を確認する】
2023年1月7日 08:07頃、蟹座で満月を迎えます。
「2023年1月の満月」の星読みをお伝えしますので、次の新月までの約2週間の過ごし方のヒントとしてご活用ください。
2023年1月7日 蟹座満月のホロスコープを徹底解説!
それでは、2023年1月7日の蟹座満月のホロスコープを、細かく読み解いていきましょう。
※システムの仕様上、天体の記号やハウスのカスプの位置が、ズレて表示されている場合があります。
- 蟹座17度でおこる満月
【蟹座17度】サビアンシンボル「知識と生命に成長する微生物」
目の前に広がる可能性に対し、自分の意思を明確にする。
向かい側の地のサインの影響で情緒を形にしようとする。
オウンサインで起こる満月なので月の影響がストレートに現れる。
(オウンサインとは、12星座の支配星が、自身の支配する星座に滞在すること。月は蟹座の支配星で、この満月では月が蟹座に滞在する。) - 満月(太陽/月)にアクセスする星達 ※ R : 逆行中【1】太陽と水星(R)がコンジャンクション(0度)
目的意識にあった手段(水星逆行中につき手段が曖昧)
【2】満月(月/太陽)に天王星(R)が調停
技術革新、大きな節目の影響
【3】月と海王星がトライン(120度)
広がるイマジネーション、優しさ、周囲の期待に応える - その他、特徴的な配置 ※ R : 逆行中
・火星(R)と金星のトライン(120度)
遊び心、活発な恋愛。
可能性が見えてくるからこそ内面の確認を
2023年1月7日、08:07頃 蟹座で満月を迎えます。
今回は蟹座の満月です。
月にとって蟹座は本来の場所(支配星)なので、満月の意味合いをストレートに受ける満月となりそうです。
蟹座というのは水の星座であり、私たちの心の中にある湖のようなものと例えられます。
今回はこの湖に穏やかさをもたらすことがテーマです。
この柔らかな感受性でもある「湖」が穏やかであれば、水面に映し出される太陽も美しいはず。
これによって私たちは、広がるイマジネーションを現実に落とし込んでいくことができるのです。
満月には、海王星が調和的な角度(トライン 120度)で関わっており、そのイマジネーションの広がりはとても豊かなものです。
しかし、この心の「湖」が穏やかであることが必要です。
すなわち蟹座の月が実現力を発揮するために必要なのは「心の安定」なのです。
いろんな物事を綺麗に湖の水面に映し出すためには、湖面が穏やかでなくてはいけません。
では、どうすればよいのか?
今回はそういった視点から満月チャートを読んでいきます。
ホロスコープが難しいな…と感じている人は、星よみテラスのホロスコープを出してみておくれ。
あなたの月=心は穏やかですか?
今回は蟹座の17度で起こる満月です。
この度数には「知識と生命に成長する微生物」という面白いサビアンシンボルがついています。
小さな微生物の中には多くの可能性が内包されていて、今まさに成長しようとしています。
目の前に広がる可能性に対し、自分の意思を明確にしていこう!という意味合いになっています。
また蟹座の17度は、その星座のほぼ中心(全30度のほぼ中心)であり、向かい側の星座の要素が流れ込んでくる位置です。
向かい側は山羊座で、現実的な地のサイン。
つまり、感性で培ってきたものを具体化しようとする配置になっているのです。
それだけに今まさに、前回の新月からの積み重ねが功を奏し、あなたの中にも沢山の可能性が見えてきているのではないでしょうか。
しかし、先ほど申し上げた通り今回は「蟹座で起こる満月」です。
湖の水面に例えられる蟹座の月を、まずは安定させることが先決となります。
星読みの世界は、実はもっと面白いぞ。
毎日の過ごし方から、才能のいかし方など、色んな事がわかるんじゃよ。
自分の不安を「誰かのため」にすり替えているかも
さて、満月を形成する山羊座の太陽をみると、水星が重なっています。(コンジャンクション 0度)
太陽は「現実化のための目的意識」、水星は「現実化するための手段」です。
この配置から、「目的にマッチした手段が手に入りそう・・・」といいたいところですが、水星は1/18まで逆行中です。
急いで段取りを組むより、大切なことがありそうです。
先ほど、蟹座の月を湖面に例えましたが、あなたはその湖面を見つめている人。
その湖面に映る目的(太陽)は、あなたの目にしっかり映っています。
更にそこに至るまでの手段もなんとなく見え始めているはず。
しかし、水面は少しざわざわしていて、映り込む目的や手段もゆらゆらと波打っていて、気持ちがいまひとつ伴わないといった感じです。
ちょっとした緊張感を伴っています。
その緊張感を和らげてくれるのが天王星。
天王星は太陽と月を調停しています。(メディエーション・調停)
天王星は大きな切り替えを表しているので、あなたに対して何かしら意識の変化を求めているのです。
「心の安定」を確かなものにするために、意識を切り替えるとスムーズに進化していけるともいえるでしょう。
とはいえこの緊張感を和らげる天王星は「切り離す」要素を持ちます。
蟹座の月は何かと「結びつこう、繋がろう」とする性質を持ちますので、それとは反対のエネルギー。
これを人間関係に当てはめると、仲間意識や共感、同情を介して人とつながろうとするより、少し距離を置き、自分自身を振り返ることが大事かもしれません。
振り返ることで、相手のことや周囲の仲間のことを思ってとっていた行動が、実は不安からのものだったことに気づくかもしれませんね。
例えば、子育てにおいて、宿題をしない子供に「宿題しなさいよ!」と叱ってしまうことがあったとします。
息子が学校で恥をかかないようにと思っていたけれど、実は、自分がだらしない母親と思われたらどうしようといった不安からきているのかもしれません。
また、恋愛関係において、彼氏に毎日連絡をする女性がいたとしましょう。
連絡するのは「彼が心配するといけないから」と思っていたかもしれません。
けれど実は、彼の気持ちが離れてしまうのではないかと、不安なのは自分だったということに気づくかもしれません。
初めてでも簡単に楽しく星が読めちゃう記事もチェックしてみてくださいね。
ちなみに今回、恋愛関係に影響を与える火星と金星は柔らかい関係性(トライン 120度)ではありますが、火星は1/13まで逆行中です。
愛情表現が少し過剰になってしまうのに、注意が必要ですね。
12星座別ランキングや、12星座別の恋愛運や仕事運も見てみてくださいね。
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【まとめ】1月7日の蟹座満月から次の新月までの過ごし方
最後に、2023年1月7日の蟹座満月から1月22日の水瓶座新月までの過ごし方のポイントを、まとめておきましょう。
- 目的も手段も見えてきている状態です。
- だからこそ、内面の穏やかさを手に入れよう。
- 不安から行動していることがあれば見直そう。
以上です。
素敵な満月をお過ごしください。
星座のひとことメッセージ
今回は四区分(火・地・風・水)の星座のメッセージをみていきますね♪
あなたが生まれた時の「太陽」の星座をチェックしてみてください。
【火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)のあなたへ】
前回新月から2週間、情熱の芽を育てられたでしょうか。新月からの積み重ねが功を奏し、沢山の可能性が見えてきているでしょう。一方、湖の水面(心)がザワザワ落ち着かない時には、喜びになる未来を想像し意識を切り替えることで、いつものペースを取り戻せそうです。
【地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)のあなたへ】
求めに応じ才能を発揮できた2週間、いかがでしたか?心がザワザワした時の地の星座さんのポイントは、情報収集や冷静な分析をしてみることです。落ち着いて身近な人と会話してみるのも良いでしょう。お仕事やタスクの進行にいかしてみてください。
【風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)のあなたへ】
深く感じたことが才能を伸ばすことにつながる2週間でした。何か感じたことはありますか?さて今回の満月から2週間、感情が揺れた時には、冷静さを取り戻すために手や身体を使うこともおすすめです。文章や絵を書いたり、散歩したりすることで切り替えられるでしょう。
【水の星座(蟹座・蠍座・魚座)のあなたへ】
前回新月では、ビジョンに冷静な検証を加えることが大切な2週間でした。焦ったり不安になりやすい今回の満月ですが、視点を変えることで進む方法や手段が明るく照らし出されそうです。視点を変えるためには、ライフスタイルのリズムを整えて健やかに過ごすのがおすすめです。
心を穏やかに、目線を変えて、素敵な満月をお過ごしください!
「タロットによる新月満月運勢」の読み解きも参考にしてくださいね。
1/3に公開です。
2023年1月7日の蟹座満月について、1/4公開のスピリチュアルリーダーズTVもぜひご覧ください♪
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