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思考パターンが分かっちゃう講座
2023年5月6日、蠍座(さそり座)で満月を迎えます。今回は月食も伴う特別な満月です。星読みテラスを監修する西洋占星術師・かげした真由子先生が、今回の満月の解説と過ごし方のポイントをお届けします。
2023年5月6日 日本時間2時34分ごろ蠍座(さそり座)で満月を迎えます。
今回の満月についての解説を担当いたします。
新月と満月はワンセットで、新月に蒔いた種が満月に実ると考えます。
月の満ち欠けは、私達の呼吸と一緒で「吸って吐いて」のワンサイクルです。
満月は、新月から吸収してきた何かを外側に出していくタイミング。
何が満ちていて、どんなことを外側に出していけばいいか見ていきましょう。
あなたの星座へ満月のひとことメッセージがあります！
ぜひ最後まで読んでくださいね♪
Contents
2023年5月6日 蠍座(さそり座)満月のホロスコープを徹底解説！
2023年5月6日 2:34頃、蠍座（さそり座）で満月を迎えます。
「2023年5月の満月」の星読みをお伝えしますので、次の新月までの約2週間の過ごし方のヒントとしてご活用ください。
それでは、2023年5月6日の蠍座満月のホロスコープを、細かく読み解いていきましょう。
※システムの仕様上、天体の度数やハウスのカスプの位置が、少しズレて表示されている場合があります。
- 蠍座15度でおこる新月
【蠍座15度】サビアンシンボル「5つの砂山のまわりで遊ぶ子供たち」
人の力を借りて、成果を打ち出したい。無邪気に創作する。 - 満月（太陽/月）にアクセスする星達
【1】ドラゴンテイル側で起こる半影月食
これまでは快適だった習慣や依存の中から、未来の自分に必要がないものを手放す。
【2】月（蠍座）と火星（蟹座）のトライン（120度）（オーブ広め） ミューチュアルレセプション
半年前から内に秘めた情熱。感情の高まり。
【3】月に、太陽・天王星・水星がオポジション（180度）
（太陽・天王星・水星がコンジャンクション（0度））
感情的な安定と自由や冒険を求める願望とのジレンマ。 - その他、特徴的な配置
・水星（牡牛座）と金星（双子座）のミューチュアルレセプション
理想の高まり。喜びや愛情を具体的に表現したい。
・木星と冥王星がスクエア（90度）アウト・オブ・サイン
大いなる力を求める。頑張りすぎる。
・火星とカイロンのスクエア（90度）
古傷が痛む。
・水星と土星がセクスタイル（60度）
冷静で客観的。堅実。
・火星と海王星のトライン（120度）
夢を見る。影響力を増していきたい。
ホロスコープが難しい…と感じる人は、星読みテラスのホロスコープを出してみてくださいね
2023年5月の満月【秘密の箱を開き次元上昇する満月・月食】
2023年5月6日 日本時間2時34分ごろ蠍座（さそり座）で満月（月食）を迎えます。
春分や新年度を迎え、希望を胸に、遅れをとるまいと前進してきた私たち。
普段以上に力を奮ってきた方も多いのではないでしょうか。
それとは対照的に、うまくいっていない気がする、人と距離感がある気がするというように、心にモヤがかかって霧が晴れないような感覚もあるかもしれません。
5月6日の満月は、蠍座で起こり、また半影月食も伴います。
月にとって蠍座は、少々居心地の悪い星座で不安が募りやすいかもしれません。
加えて月食は大きなサイクルでの変化や変容を連れてくるので、心の霧が晴れないのも当然なのです。
一方、今回の月食を伴う満月は、あなたを次元上昇させてくれる可能性も秘めています。
不安を超えていこうとするあなたに、サっと霧を晴らすような、後腐れなく進む力を与えてくれるでしょう。
ただしそのためには、私たちは、自分の中にある秘密の箱を開けていくことが必要になりそうです。
それはどんな箱なのか、箱を開けるとはどういうことなのか、詳しくホロスコープをみていきましょう。
初めてでも簡単に楽しく星が読めちゃう記事もチェックしてみてくださいね。
今の私に必要のないものを握りしめているのかも
前回の新月以降、不安感や停滞感を感じるという方が多いのではないでしょうか。
というのも、2週間前、日食を伴ういつも以上にパワフルな新月が起こったことに加え、日食の翌日、水星が逆行を始めたからです。
3月には、冥王星が水瓶座へ、土星が魚座へ移動し、また日食によって社会システムが変化しています。
にも関わらず、水星が逆行していることにより、欲しい情報が入りづらかったり、意志疎通がうまくいかなかったりすることも、不安感や停滞感の原因となっていそうです。
そのようなムードの中、今回の満月は「半影月食」を伴い起こります。
半影月食は、月がうっすらと暗くなる現象ではっきりと目で確認できません。
古代から人々は、月がはっきりと隠れる現象に強い意味を見出してきたので、今回のような半影月食は、皆既月食と比べて影響力が小さいと考えます。
とはいえやはり、普段の満月よりもパワフルな影響をもたらすといえるでしょう。
もし今、うまく進めていない感じがする…という場合は、昔からの愛着や習慣、トラウマを、手放せずに握りしめているのかもしれません。
今回の月食はドラゴンテイル側で起こるためです。
ドラゴンテイルは過去や過去への執着を表すことから、今回の月食では、潜在意識内にある、つまり自覚していない、愛着があるけれど必要のないものに、手放しを促されます。
推進力を表す火星が、過去の傷を表すカイロンと葛藤の角度（スクエア 90度）なので、古い傷を思い出すということもあるかもしれません。
けれど火星は限界を突破しようとする天体。
私たちは、未来に向かって過去の傷を乗り越えていきたいと願っているはずです。
例えば、パートナーと自分らしく楽しい関係を作ろうと思っていたのに、なぜか疲れたり、楽しくなくなってしまったということがあったとします。
例えばそれは、良いところを見せたい、嫌われたくないという思いから、知らず知らず相手に合わせすぎてしまう、頑張りすぎてしまうということがあるからかもしれません。
相手に合わせすぎてしまうのは、過去にそうしなければならなかった経験や、そうすることで好意を得ることができた経験もあるからでしょう。
心の奥深くにインプットされて、無意識になってしまっている場合もあります。
けれど、パートナーシップに限らず、今回の月食、火星とカイロンは、息苦しく感じる習慣や癖を手放して良いと教えてくれています。
これまであなたの奥深くに大切に隠されていた秘密の箱には、手放してよい習慣やトラウマが入っていて、満月は気づかせようとするでしょう。
一方で、秘密の箱の中に丁寧にしまいこまれているのはそれだけではありません。
未来のあなたにとって必要な、キラキラとした素敵なものも入っているようなので、ホロスコープからもう少しみていきましょう。
初めてでも簡単に楽しく星が読めちゃう記事もチェックしてみてくださいね。
秘密の箱の中にある大切なもの
今回は蠍座（さそり座）で起こる満月です。
月は感情的な安心安全を好みますが、蠍座は、必要とあらば捨て身で飛び込み、つらいことも深く探求することを良しとする星座だからです。
私たちの柔らかい心を表す月は、そこまでしなくても…と、尻込みしてしまうでしょう。
警戒して先に進めないのは、蠍座の月が影響しているからかもにしれません。
今回の月食を伴う満月が起こるサビアンシンボルは、蠍座15度で「5つの砂山のまわりで遊ぶ子供たち」です。
15度は蠍座のエネルギーが頂点に達する場所で、人の力も借りながら、大きく成果を打ち出そうとするシンボル。
恐れが強くなりやすい一方で、大きく次元上昇していきたいという意欲、またゼロから成し遂げていくエネルギーが隠れています。
そんな月に火星はゆるく調和的なエネルギー（トライン 120度）を投げかけています。
さらに蠍座（さそり座）の月と、蟹座（かに座）の火星はミューチュアル・レセプションの関係。
ミューチュアルレセプションとは、お互いに支配星を交換している状態で、影響を強め合い、天体が元気になります。
ということは、不安や恐れに意識が向いていたとしても、その奥には情熱あふれる豊かな感情や希望、意欲があふれているはずなのです。
それは、牡牛座（おうし座）の水星と、双子座（ふたご座）の金星も、ミューチュアルレセプションになっていることからも分かります。
私たちの内面は、豊かさや喜び、好奇心で満ち溢れていて、素直にそれを表現したいのではないでしょうか。
ミューチュアルレセプションになっている、月、火星、水星、金星は、個人天体といわれ、私たちの欲求をダイレクトに表します。
私たちに「内なる想いをもっと思い切って表現して良い」と教えてくれているのでしょう。
先ほどのパートナーとの関係で悩む例でいうと、つい相手に合わせ過ぎてしまう自分を手放して、もっと心地良く自分らしくいられる関係を築いていくということ。
例えば、2人でデートしたかったら、相手に遠慮し過ぎずに誘ってみたり、逆に一人でいたかったら、お願いして自由な時間をもらったりなどです。
個人天体が輝いているということは、秘密の箱の中にある、過去の経験からくる習慣やトラウマがあったとしても、その下に、キラキラとした希望や個性、それを表現したいという情熱が隠れているということです。
過去の痛みを超えていくことを宇宙は応援していますし、また輝く希望を見つけることもできるはずです。
それでは次は、次元上昇するために、どうやってあなたの奥深くにある箱を開けていくのかについて、満月のホロスコープからヒントを探してみましょう。
大切なことは自分の中にある
あなたが秘密の箱を開けることを、満月が起こる蠍座（さそり座）が助けてくれそうです。
蠍座の神話には、美しくたくましい巨人族のオリオンが登場します。
身体が大きく力も強いオリオンは、狩りの腕前がとても素晴らしかったのですが、少しうぬぼれたところもありました。
オリオンが「どんな獣だろうと射止めることができる。この世に私ほど強い者はいない！」と大いばりで言った言葉が神々に届き、大地の女神ガイアの怒りをかってしまいました。
毎日の獲物は大地の女神ガイアが与えていたからです。
オリオンは、女神ガイアが送りこんだ大きなサソリに刺され、アッという間に死んでしまいました。
女神ガイアは、手柄をたてたサソリを天にあげ、のちにオリオンも星座になりました。
蠍座（さそり座）が空にいる間、オリオン座が姿を見せないのは、今でもオリオンがサソリを恐れているからだと言われています。
サソリが西に沈むのを待って、オリオンは東から昇り、サソリが再び出てくる前に逃げていくのです。
大地の恵みに感謝することを忘れたオリオンに、サソリの一刺しが大きな気づきを与えたように、この満月は私たちにも大きな気づきを与えてくれるでしょう。
今、停滞感やしっくりこない感覚があるのは、次元上昇のヒントに気づけるチャンスなのかもしれません。
オリオンはサソリから逃げていますが、自らの傲慢さと、感謝や謙虚さの大切さに気づけば、サソリは追いかけてこないので、もう逃げる必要はありません。
過去の経験や失敗を優しく包みながらも、必要ないと感じたらそっと手放すことで、私たちにとって本当に進むべき道を見つけることができるでしょう。
先ほどのパートナーシップの例でいうと、相手との関係に疲れてしまうことを、相手のせいにばかりしていると、大切な気づきを得られないかもしれません。
自分の中の心の癖は手放して、自分の幸せや喜びを自分で作っていくことにコミットすることで、結果的に理想のパートナーシップが育まれるのではないでしょうか。
自分に意識が向けば、実は秘密の箱が開くことを満月が後押ししてくれるので、もう少し星読みしていきましょう。
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秘密の箱は自然に開く
何を手放したらよいのか分からないという人も、今回の満月（月食）ではヒントが受け取りやすいでしょう。
というのも、太陽・水星・天王星が重なっていて（コンジャンクション 0度）、満月と相対している（オポジション 180度）からです。
創造性や直観が働きやすく、突然ひらめくということもありそう。
また、天王星が関わっているので、半ば強制的な手放しが起こる可能性もあります。
自分の意志ではどうしても手放せない、執着やこだわりも、きれいにしてくれるのです。
突然のことに最初は驚きや抵抗感もあるかもしれませんが、手放しを受け入れることで、天王星は私たちを一気にステージアップさせてくれます。
月食は、半年ごとの節目で、半年前からの歩みを受け取る機会でもあります。
半年前の月食では、その天王星が月にピタリと重なっていました。（コンジャンクション 0度）
こちらは半年前の月食のホロスコープです。
これまで半年の間、状況が良かった人も、悪かった人も、強い意志と感受性を磨き上げてきたでしょう。
半年間頑張ってきた今のあなただからこそ、秘密の箱の中で眠っていた豊かな希望や個性を純粋に燃やしていけるのです。
天王星は、これからも不安を手放し現状を超えていこうとするあなたに、潔く進む力を与えてくれるはずです。
強制的な手放しが起こるかもしれませんが、私たちは出来事に翻弄されるだけではありません。
土星と水星が発展的な関係（セクスタイル 60度）になっているからです。
理性的に考え、今の自分に必要ないものを冷静に見極めていけます。
そして理想を叶えるためにどうしたらよいかを考え、次の目標に向かって効率よく努力できるでしょう。
蠍座の支配星である冥王星は、情熱を表す木星と葛藤の配置（スクエア 90度）です。
私たちは、葛藤がありながらも努力次第で大きな成果を得ることができます。
大きく自分のエネルギーを投資できますが、執着やこだわりに自分の労力を使うのではなく、長い目でみた自分の幸せに照準を合わせてみてください。
例えば、パートナーシップで、疲れるほど相手にとことん尽くすということもできますが、自分の理想のパートナシップ像を目指すことにエネルギーを注ぐ方が建設的ですね。
火星も蠍座の支配星ですが、海王星と調和的な配置（トライン 120度）で、私たちは理想を叶えていこうというモチベーションに溢れています。
不安なことがあったとしてもそれは表面的なもので、その下には底力が隠れているのではないでしょうか。
情熱を燃やして、望む安心を自分で引き寄せることもできるでしょう。
今回の満月では、予期しない出来事があるかもしれませんが、それをきっかけに見たことのない世界を広げていくことができます。
秘密の箱の中に隠れていた希望や自分らしさを表現していくことを、宇宙は応援しています。
次元上昇のチャンス。
恐れや執着はそっと手放し、潔く次のステージに踏み出してみてくださいね。
星読みの世界は、実はもっと面白いんですよ。
毎日の過ごし方から、才能のいかし方など、色んな事がわかるんです。
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【まとめ】5月6日の蠍座(さそり座)満月から次の新月までの過ごし方
最後に、2023年5月6日の蠍座満月から5月20日の牡牛座新月までの過ごし方のポイントを、まとめておきましょう。
- 過去の傷や握りしめている必要のないものを手放すことができたら、今まで見えなかったキラキラとした希望や個性を見つけることができるでしょう。
- オリオンが自分の傲慢さに気づいたように、私たちも自分の癖に気づくことで、一気にステージアップします。
- 心の奥では理想を叶えていこうというモチベーションであふれています。行動次第で大きく理想に近づくこともできるでしょう。
以上です。
素敵な満月をお過ごしください。
星座のひとことメッセージ
今回は四区分（火・地・風・水）の星座のメッセージをみていきますね♪
あなたが生まれた時の「太陽」の星座をチェックしてみてください。
【火の星座（牡羊座・獅子座・射手座）のあなたへ】
前回新月から2週間、ポジティブなエネルギーに包まれる時でした。今回の満月では、理想に向かう力が強くなります。葛藤や不安は手放し、意欲や情熱に意識を集中することで、大きな理想を叶えていくことができるでしょう。
【地の星座（牡牛座・乙女座・山羊座）のあなたへ】
自分の中に生まれた変化をゆっくり味わうことが大切な2週間でした。これまでもじわじわ感じてきた価値観の変化を定着させていきましょう。今の自分に必要のないものを見極め手放すことで、新しい自分を輝かせることができます。
【風の星座（双子座・天秤座・水瓶座）のあなたへ】
新時代のムードをいち早く感じ取れる2週間でした。身の周りで起こる変化をポジティブに捉え、内なるエネルギーに変えていきましょう。自分や周りが幸せになるための願いや理想を描き、不安ではなく喜びで満ちたリスタートを切ってください。
【水の星座（蟹座・蠍座・魚座）のあなたへ】
前回新月では、変化を受容することで土台が安定する2週間でした。不安が大きくなったら、逆に表現したいことや情熱が大きいからと捉えてみてください。表現したいこと、やってみたいことに集中することで、大きく生まれ変われるでしょう。
今の自分に必要ないものを握りしめていませんか？フワッと軽やかにネクストステージに踏み出しましょう！
「タロットによる新月満月運勢」の読み解きも参考にしてくださいね。
5/1に公開です。
2023年5月6日の蠍座(さそり座)満月について、スピリチュアルリーダーズTVもぜひご覧ください♪
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