2025年9月8日、魚座(うお座)で満月を迎えます。
星読みテラスを監修する西洋占星術師・かげした真由子先生が、今回の満月の解説と過ごし方のポイントをお届けします。
「2025年9月の魚座満月」の星読みをお伝えしますので、次の新月までの約2週間の過ごし方のヒントとしてご活用くださいね。
一緒に2025年9月の満月からのメッセージを受け取ろうね♪
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Contents
2025年9月8日【魚座(うお座)満月】ホロスコープを徹底解説
2025年9月8日 日本時間3時8分ごろ、魚座(うお座)で満月を迎えます。
新月と満月はワンセットで、新月に蒔いた種が満月に実ると考えます。
月の満ち欠けは、私達の呼吸と一緒で「吸って吐いて」のワンサイクルです。

満月は、新月から吸収してきた何かを外側に出していくタイミング。
何が満ちていて、どんなことを外側に出していけばいいのか見ていきましょう。
そんな方には、こちらの記事もオススメですよ♪


それでは、2025年9月8日魚座満月のホロスコープを、細かく読み解いていきましょう。

※システムの仕様上、天体の度数やハウスのカスプの位置が、少しズレて表示されている場合があります。
- 魚座16度でおこる満月
【魚座16度】サビアンシンボル「ひらめきの流れ」
たくさんの人が驚くようなことを思いつき、みんなで楽しめることに発展させようとしたり、流行らせようとする - 満月(太陽/月)にアクセスする星達
・太陽/月の軸とノード軸のコンジャンクション
満ちるご縁
・太陽/月の軸に木星とリリスがカイト
渦巻く感情を直視して心の整理をつける - その他、特徴的な配置
・天王星と海王星と冥王星の小三角(ミニトライン)
時代の変容を推し進める力
ホロスコープを読むのが難しい…と感じる人は、下のボタンから星読みテラスのホロスコープを出してみてくださいね。

2025年9月の魚座満月【抱えすぎる毎日から抜け出す満月】
2025年9月8日3時8分(日本時間)、魚座で皆既月食の満月を迎えます。
月食を伴う満月のため、私たちの人生の中でいつもの満月よりも重要な節目になるでしょう。

今回の満月を一言であらわすと、「いっぱいいっぱいになっていた気持ちを手放し、自分を取り戻すタイミング」。
今この記事を読んでいるあなたは、誰かに優しくすることが少し負担になってきているのではないでしょうか。
誰かの愚痴や嘆きを一身に受け止め、「感情のゴミ箱」状態になって苦しくなっていたり。
誰かの痛みを自分のことのように感じたりと、自分の気持ちと誰かの感情がないまぜになって溢れているのではないでしょうか。
前回8月23日の新月のテーマは、「未来計画書を作成する新月」でした。

つまり、この新月で立てた未来への計画が“本当にあなたのものなのか”を試されるタイミングが今回の満月であるといえます。
もしも誰かの期待に応えるだけのものだったり、誰かの代わりにあなたが叶えようとしているものだとしたら…それはあなたの夢ではありません。
しっかり見直す必要があるでしょう。
誰かとのご縁を大切にするがあまり、自分の夢と誰かの夢が一緒くたになってしまうようなことが起こっていると気づくタイミングでもあります。
そういった曖昧さを明確にしていくことが、今回の満月のテーマでもあるのです。
特に「人とのご縁」について“線を引く”、すなわち見直すための大きなチャンスがやってきます。
というのも、今回の満月は「この人生で重要となるご縁」をあらわすドラゴンヘッドとドラゴンテイルのノード軸の影響を強く受ける配置になっているからです。
あなた自身が本当に守り、育んでいきたい「縁」と「夢」は何なのか?
そんな深い問いの答えを探るためのヒントを、満月のチャートから見ていきましょう。
新月満月占い|その夢、本当にあなたのもの?|魚座満月
もし、あなたが誰かとのご縁を大切に思うがあまり、自分の夢ではないものを追いかけているとしたら。
曖昧になっているあなたの夢があるとしたら…
この深い問いの答えを探る旅は、まず心の奥底にある漠然としたモヤモヤの正体に気づくことから始まります。
モヤモヤの正体を、月が位置する場所から見ていきましょう。
今回の満月は魚座16度で起こります。
この度数のサビアンシンボルは「ひらめきの流れ」。

これは、水源からとめどなく湧き出る泉のように、霊感や直感、夢、そしてありとあらゆる感情など、形のないものが境界なく流れ込んでくるような状態を表します。
魚座は「海のようにすべてと溶け合い、つながっている感覚」をあらわすサイン。
誰かの喜びを自分の喜びのように感じたり、誰かの悲しみに深く共感したり、時には誰かの夢を自分の夢と錯覚してしまうほど、あなたの心の境界線は曖昧になっていたかもしれません。
それは、あなたの持つ深い優しさと繊細さゆえのこと。
ですが、気づかないうちに、その優しさがあなた自身のエネルギーを消耗させ、本当の自分の輪郭を見失わせていた可能性も潜んでいます。
この特別な皆既月食は、そんな「流れすぎた状態」に区切りを打ちます。
まるで満月の光が、あなたの心に積もった誰かの思いという名の埃(ほこり)を、そっと払い落とすかのように。
月食をともなう満月は、半年前の新月に始まったことの成果が出るとも言われます。
半年前、3月29日の牡羊座新月を覚えていますか?
私たちは牡羊座新月で、「まっさらな自分を見出そう」「夢の舞台に旗を立てよう」「宇宙から応援されていると信じて、いろんな天体の力を活かしていこう」と決意を新たにしました。
それは、肩書も世間体も、ましてや誰かのためでもなく、「自分自身のために生きる」という純粋な願いを見つけるための時間だったはずです。
あなたが「私はこんな人間だ!」「私は人生でこういう体験をしていくんだ!」と宣言し、自分らしく生きることを決めた旅路の中で、本当に掲げたかった「旗」は、果たしてあなたのものだったのでしょうか?
この問いかけと共に、今回の満月が特に問いかけるのが「人とのご縁」です。

ドラゴンヘッドとドラゴンテイルのノード軸は、私たちのこの人生において重要となる人間関係をあらわす、「ご縁ポイント」。
月がドラゴンヘッドと、太陽がドラゴンテイルと重なる今回の満月は、まさに魂の進路と、あなたが本当に大切にすべき人間関係を見直す時期が来たことを告げています。
立ち止まって、本当に進むべき道はどこなのか、誰と歩んでいきたいのか、心の声に耳を傾けてみましょう。
過去に他人の理想や期待に沿って生きてきた自分、あるいは「そうしないと生きていけない」という切実な心の声に押されて、不本意なご縁に縛られていた自分に気づくかもしれません。
そして、その重荷に気づくことが、魂の解放への第一歩となります。
新月満月占い|「優しさ」の限界|魚座満月
自分の中の重荷に気がついたあなたは、今、自分自身の真実と向き合う扉の前に立っています。
次にあなたを待っているのは、心の奥底の感情を探り、自分を守るための健全な境界線を意識する、より深い時間です。
今回の魚座満月は、魚座の月と蟹座の木星、そして蠍座のリリスが、グランドトラインというパワフルな配置を形成しています。

グランドトラインを形成している月・木星・リリスは、全部水の星座のところにあるよー!
水のエレメントのサインに滞在する月、木星、リリスがそれぞれにスムーズにエネルギーをめぐらせ合い、私たちの持つ共感力や優しさが最大限に広がっていく配置です。
一方で、知らず知らずのうちに「共感しすぎて他人を優先する癖」が強まりやすいタイミングでもあります。
周りのために自分を後回しにして、本当は疲れているのに無理をして、笑顔を張り付けているようなことはありませんでしたか?
たとえば、友達や知り合いのつらそうな顔を見て、「この人は疲れていてかわいそうだから…」と、ついつい愚痴を何時間も聞いてあげていたかもしれません。
あなたはそれが友だちのためになっていると信じていたけれど、本当は「嫌われたくない」「期待に応えたい」という気持ちから、自分の心の小さな違和感をスルーしてしまっていたのではないでしょうか。
その結果、あなたの優しさに甘えた友だちは、いつしか現状維持のためのガス抜きにあなたを頼るようになり、あなた自身も「この関係性、おかしいかも?」という違和感が芽生えてきたのかもしれません。

魚座が象徴する「すべてと溶け合い、つながっている感覚」は、私たちに誰とでも繋がれる深い共感を授けてくれます。
それは素晴らしい才能です。
ですが忘れてはいけないのは、私たち1人ひとりが、1人ひとつの体と意識を持った「個」であるということ。
そして、そのキャパシティにはそれぞれ限界があります。
今回の満月で、木星が「やさしさ」を広げますが、リリスはあなたがこれまで無意識に押し込めてきた「我慢」や「怒り」といった感情を浮かび上がらせるかもしれません。
自分の感情を抑え込み、他の人のために尽くしてきた結果、心に溜まっていた感情が、この満月の光で明るみに出るのです。
隠れていた感情に気がつくことは、決してネガティブなことではありません。
あなたの心があなた自身に、これ以上無理しないでと訴えかける声であり、本来のあなたに戻るための大切なサインなのです。
新月満月占い|しっかり泣いて強くなる|魚座満月
心の奥底に隠れていた感情と向き合い、健全な境界線を意識し始めたあなた。
そのプロセスの中で、もしかしたらさまざまな感情が溢れ出してくるかもしれません。
それが、次にあなたを待つ「感情の解放」と「癒し」のステージです。
あなたの心に渦巻く感情は、決して悪いものではありません。
今回の魚座満月は、蟹座の木星と蠍座のリリスとで、水のエレメントのグランドトラインが形成されているとお伝えしました。
水のグランドトラインの影響で、私たちの感情や共感は深く、そしてパワフルにぐるぐると渦巻いています。
ここに、地のエレメントのサインである乙女座の太陽が加わることで、「カイト」という特別な複合アスペクトがあらわれます。

今回のカイトは、水のエレメントの感情の渦の真ん中に、地のエレメントの冷静で現実的な意識が突破口を開くような状態を表します。
溜め込んだ感情を整理し、私たちが自分自身へと戻るための羅針盤のように、優しく導いてくれるでしょう。
もし、この数日間、あるいはこの満月の光の下で、涙が溢れて止まらなくなることがあったとしても、どうか自分を責めないでください。
それは、あなたの心が「もう十分だよ」「戻ってきていいよ」と、あなた自身に語りかけている大切なサインなのです。
感情を抑え込む必要はないので、安心して涙を流しましょう。
なぜなら、魚座は誰よりも深く泣いて、その分誰よりも強くなれるサインだからです。
これは、心の奥に溜まっていた過去の経験や、他者の感情を吸収しすぎた痛みから、あなた自身が解放されるための自然なプロセスなのです。
特に、蠍座のリリスは、あなたが無意識のうちに押し込めてきた「怒り」や「悔しさ」「悲しみ」といった、これまで蓋をしてきた感情を浮かび上がらせるでしょう。
それらの感情は、あなたの内側の一部であり、ネガティブなものとして排除するのではなく、優しく迎え入れることで初めて、あなたの中から解放されていきます。
一見ネガティブに思える感情のことも認め、受け入れることで、心に絡みついていた鎖が解かれ、あなたは本当の軽やかさを取り戻せるはずです。
カイトの突破口となる太陽が位置する乙女座は、現実を見て黙々と手を動かすのが得意なサイン。
静かな場所で、心に浮かぶままの感情を、ありのままノートに書き出してみてください。喜び、悲しみ、怒り、悔しさ、不安…どんな感情でも書き続けましょう。
すべてを書き出し終えたら、そのノートに書かれた自分の感情に対し、心の中で、もしくは声に出して「今まで、気づいてあげられなくてごめんね。教えてくれてありがとう」と、感謝の気持ちを伝えてみましょう。
そして、その感情があなたの中から静かに離れていくイメージを抱きながら、そっと目を閉じます。
このワークを通じて、感情に良いも悪いもないことを受け入れ、感謝と共に手放すことで、あなたの心には新しいスペースが生まれます。
新月満月占い|優しさの使いどころを見直す|魚座満月
感情をありのままに認め、手放すことで心に新しいスペースが生まれたあなた。
軽やかさを取り戻した今、いよいよ「私」を生きるための確固たる決意を固める時です。
それは、健全な自分を取り戻し、あなたの人生の主導権を握る、力強い一歩となるでしょう。
今回の満月では、私たちの意識を表す太陽が乙女座に位置し、「手放すべき過去のパターン」を示すドラゴンテイルと重なります。
乙女座は、物事を分析して整理し、実用的に改善していくのが得意なサイン。

私たちがこれまで無意識に抱えてきた「過剰な適応」や「共依存」といった、人間関係における偏ったパターンを冷静に見つめ、不要なものを手放し、健全な形へと調整していく絶好のタイミングです。
こんな経験はありませんか?
「こんなにつらいことがあって…」と嘆く友だちに、親身になって寄り添ってあげた。
けれど、その友だちは実は前に進みたいわけではなく、「つらいことがあったかわいそうな自分」であり続けることを望んでいて、その度にあなたからの同情を求めてくる…。
あなたが優しさを見せるたびに相手からエネルギーを過剰に取られて疲れてしまう、そんなサイクルに陥ってはいませんでしたか?
これは、共感力の高いあなたを見定めて、被害意識であなたをコントロールしようとするパターンだったかもしれません。
思い当たる出来事があった場合は、意識してそのパターンからの卒業へ向けて動き出せるチャンスです。
誰かの感情に引きずられやすい傾向から解放され、揺るがない「自分らしさ」の核を築き上げていきましょう。
人間としての自分という個体を守り、真に人の役に立つための大切な第一歩です。
あなたの優しさは、無限ではありません。
「やさしさ搾取」から卒業し、被害意識であなたをコントロールしようとする人には、毅然と「NO」を突きつける勇気を持ちましょう。
その貴重なエネルギーを、本当に必要としている人、あなたの優しさの価値を理解し、尊重してくれる人に使うことで、あなた自身も満たされ、本当の優しさが循環するようになるのです。
これは、あなた自身を守り、「私」という存在を心から認め、大切にするための表明です。
あなたのやさしさを「誰にどう使うか」は、あなたが決めていいのです。
そうして自分への信頼を深め、自分の人生を主体的に生きるための力を取り戻していくことができます。
新月満月占い|「私の夢」を選び直す|魚座満月
揺るがない「自分らしさ」の核を築き、優しさの使いどころを見つめ直した今。
いよいよ、あなた自身の「夢」と再会し、輝かしい未来へと向かう時がやってきました。
もしかしたらこれまで、あなたは誰かの夢や目標に、無意識のうちに自分のエネルギーを注ぎすぎて、それがさも自分の夢であるかのように錯覚していたかもしれません。
誰かの夢のためにあなたがエネルギーを使いすぎると、あなたの貴重な時間や才能は、自分自身が輝くための武器ではなく、誰かの舞台を照らすための装置として消費されてしまいます。
その結果、心には満たされない空虚感が残り、いつしか「私は何のために頑張っているんだろう?」という問いが生まれるかもしれません。
本当の願いが置き去りにされ、魂の輝きが鈍ってしまうことさえあるでしょう。
あなたには、あなたにしか実現できない、あなただけの夢があります。
人の夢にかまけていても、それがあなたの夢を実現することの代わりにはなりません。
自分の人生を生きている限り、自分自身の夢に対して、何よりも誠実に向き合うしかないのです。
自分を振り返ってみて、自分が「誰かのためにしたこと」「本当はこうしたかった」を書き出して整理してみましょう。
ノートを広げ、真ん中に一本の線を引いてみてください。
左側には、この半年間、あなたが「誰かのためにしたこと」や「優しさで引き受けたこと」を書き出してみましょう。どんなに些細なことでも大丈夫です。
そして右側には、それらの行動をした時、「本当はこうしたい(感じている)こと」や「もし自分だけならどうしただろう」という、あなたの本心を率直に書き記してみてください。
このワークを通じて、あなたは自分自身の心に新たな「境界線」を引く感覚を掴めるはずです。
書き出すことで、あなたの心に押し込めていた本音が少しずつ顔を出し、あなた自身が本当に望むこと、そして本当に守りたいものがクリアになっていくでしょう。
それは、あなた自身の優しさを、最も価値のある形で使うために必要な境界線を引く最初の一歩となるのです。
今回の満月のチャート上には、双子座の天王星、牡羊座の海王星、そして水瓶座の冥王星がミニトライン(小三角)というアスペクトを作っています。

時代に影響を及ぼす天体たちが軽やかに連携し、あなたが「自分の夢」を取り戻すためにパワフルなサポートをしてくれるでしょう。
天王星がもたらす新しい情報やひらめきが固定観念を打ち破り、海王星が広げる直感が、心の奥底に眠る本当の願いを呼び覚まします。
そして、冥王星の深い変容の力が、あなたが本当に望む夢の形を、かつてないほど明確にしてくれるでしょう。
それは、誰かの期待や世間の常識に囚われない、「私」だけの夢の輪郭です。
この満月は、「取捨選択して、本物だけを残す」という意味合いが強く表れる時です。
これまで抱えてきたたくさんの夢や目標の中で、本当に心から「大切にしたい」「実現したい」と願うものはどれでしょうか?
「もういらないかも」「よく考えたら、今のわたしには合ってないかも」というものは感謝とともに手放し、あなたのエネルギーを、心底求めるものだけに集中させてみてください。
本当に大切なものだけに意識を集中させることで、あなたの未来はより輝きを増し、実現への道がはっきりと開かれます。
あなたの未来を彩るにふさわしい、唯一無二の「私の夢」を選び直しましょう。
そんなときは星読みに頼ってみるのもおすすめだよ♪
本当の自分をじっくりと読み解いてみよう!
新月満月占い|本当の優しさを広げる|魚座満月
溢れすぎた共感、がんばりすぎた優しさ、そして誰かに託してしまっていた夢。
この皆既月食を伴う魚座満月は、それらすべてが私たちの心の中で満ち、そして手放す準備が整ったことを優しく教えてくれています。
誰かの感情を自分のことのように感じ、誰かの願いを自分の願いのように背負い込んできたあなた。
その深い優しさと繊細さゆえに、知らず知らずのうちに疲れ切って、本当の「私」を見失いかけていたかもしれません。
ぜひ自分の心に問いかけてみてくださいね。
魚座が象徴する「すべてと溶け合い、つながっている感覚」は素晴らしいものですが、私たちにはそれぞれに限界があり、その限界があるからこそ、私たちは「個」として輝くことができるのです。
この満月を通して、あなたは「他の誰でもない、でも確かに『わたし』と呼べる自分」の輪郭を見つけ、誰かの夢に自分自身の夢を無意識に乗せてしまっていた過去に区切りをつけていくことができるでしょう。
「もう、十分だよ」と語りかける月の光は、誰かの夢に迷い込んだ人生から「自分の人生を取り戻し、健全な心で生きることを知るための旅」が、静かに始まっていくことを告げています。
あなた自身のために誰かとの間に健全な境界線を引くことは、決して冷たさや狭量さの現れではありません。
人間としてのあなたの存在を守り、本来の力を発揮するために、「やさしさ搾取」や被害意識で人をコントロールしようとする関係性から卒業するという、新しい「優しさ」のための第一歩なのです。
そして、この境界線を引く作業には、乙女座の太陽が持つ「分析し、整理する力」が力強くサポートしてくれます。
感情に流されるだけでなく、具体的な視点であなたの優しさの使い道を吟味し、本当に価値ある関係性だけを選び取れるようになるはずです。
これからは、あなた自身の心の声が指し示す、本当に大切にしたい夢を胸に抱き、歩んでいきましょう。
そして、あなたの優しさの価値を本当に理解し尊重してくれる場所に、心からの愛と貢献をはじめる時です。
あなたが自分で選んだ大切なご縁の中で、あなたの優しさは、本当の優しさの輪となって、より大きく広がっていくでしょう。
この満月が、あなたの新しい一歩を力強く照らしてくれることを願っています。
【まとめ】9月8日魚座(うお座)満月から次の新月までの過ごし方
最後に、2025年9月8日の魚座満月から、9月22日の乙女座新月までの過ごし方のポイントをまとめておきましょう。
- 感情を書き出してみる:ポジティブな感情も、ネガティブな感情も書き出して、自分の中にその感情が「あった」ことを認めてあげよう。
- 健全な境界線を意識する:人との距離感を意識しよう。貴重なリソースである優しさと繊細さを守るためなので、冷たくないし、器が小さいことでもない。
- 「自分の夢」を選び直す:誰かに託していた夢がないか?誰かを応援することと、自分の夢を自分で叶えることは両立できる。
「2025年9月の魚座満月」についてのホロスコープ読み解きは以上です♪
素敵な満月をお過ごしください。
星の動きに乗りながら夢を叶える準備ができる手帳なんだよ〜♪

YouTubeチャンネル『みらいテラス』でも、2025年9月8日の魚座満月について動画で解説します。
ぜひご覧ください♪
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