蝕のシーズン(日食月食)がやってきました。
「日食や月食ってよくわからない」
「何に気をつければいい?」
など、日食月食が気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回の日食月食の特徴、12星座別のテーマなどについてお伝えします♪
Contents
- 今回の日食月食の影響は2022年10月25日~11月中旬頃まで
- 蝕(日食月食)は【自分の内面や社会の歪みを修正するとき】
- 日食月食は新月満月の中でも【特別でパワフル】
- 10月の日食月食の特徴は3つ
- 【12星座別】日食月食での「解放と新たなテーマ」
- 【牡羊座】内面と向き合うフェーズを手放し成果に目を向ける自分へ
- 【牡牛座】人間関係に意識を払う自分を手放す
- 【双子座】現実的な成果を出す自分から見えない世界を味方につける
- 【蟹座】自己表現をやりきり貢献していける自分へ
- 【獅子座】プライベートを充実させて使命が発揮できる自分へ
- 【乙女座】好奇心を満たすだけでなく人生を良くする学びへ
- 【天秤座】自分の力だけで稼ぐ世界から多くの豊かさを受け取る自分へ
- 【蠍座】あたためてきた信念や志を誰かのために使う
- 【射手座】本当の望みに気づいたらそれを日常で取り組む
- 【山羊座】みんなのためだけでなく自分のためにやる
- 【水瓶座】社会的活躍だけでなくプライベートで輝く自分に
- 【魚座】高度な知恵を身近に落とし込んで「伝える自分」に
今回の日食月食の影響は2022年10月25日~11月中旬頃まで
2022年10月25日は日食(新月)、11月8日には月食(満月)が起こります。
今回の蝕の影響は、10月25日を起点としてだいたい11月中旬くらいまで続くと言われています。
人によっては、10月25日の少し前から社会のムードを見たり自分を内省したり、影響をじわじわと感じ取っているかもしれませんね。
蝕(日食月食)は【自分の内面や社会の歪みを修正するとき】
伝統的な占星術では太陽は王様を表していて、その太陽が欠ける日食は「王様が失脚する」と捉えていたようです。
現在ではそれほど大事に捉えることがありませんが、占星術的には【重要な節目】として読まれています。
日食月食は、太陽・月・地球が一直線上に並ぶという特殊な配置を取ります。
これにより、太陽が隠れて見えたり、月が欠けて見えたりするのです。
占星術では、天体それぞれに意味があります。
太陽・月・地球で言うと、
- 太陽 → 自己実現のための目的
- 月 → 過去の経験で培った感情、トラウマ
- 地球 → その結果起こる現実化
です。
日食月食は、これらの天体が象徴するものが起こす【歪みを修正するとき】と言われています。
つまり、「大きな変容・変化」「自我の脱皮」とも言えるのです。
日食月食は新月満月の中でも【特別でパワフル】
毎月1回起こる新月や満月は、生まれ変わりのサイクルを表しています。
そして、半年に1回で起こる日食月食は、より大きな生まれ変わりを表します。
日食は必ず新月で起こり、月食は必ず満月で起こります。
有名な占星術師の石井ゆかりさんは、日食月食を次のように説明しています。
たとえば、毎月の新月や満月を「毎日の洗髪」とするなら
「食」は、美容院に行くタイミング、にあたります。
半年から1年の物語が終わり、新しい物語に入るタイミングなのです。『星読み+』(石井ゆかり/幻冬社コミックス)
日食月食はふだんの新月満月のなかでも大きな節目で、より【特別でパワフルなもの】なのです。
特に2022年10月23日には土星の逆行が終わるため、より大きなターニングポイントにもなります。
社会的にも大きな変化が起こっていくと読めるでしょう。
日食月食の影響は【半年ぐらい続く】
日食月食の影響がいつまで続くのかは、いろいろな説がありますが、半年ぐらい続くといわれています。
ちなみに、前回の蝕のシーズン(日食月食)は2022年5月頃でした。
前回の生まれ変わりの結果が今出ていて、そしてまた生まれ変わっていくのです。
この日食月食にどのような意味があるのかは、前回の日食月食を振り返ってみると良いでしょう。
そこから自分はどのような変化を遂げてきたのかが分かるはずです。
10月の日食月食の特徴は3つ
日食月食の特徴その1|地に根を張るような深いところからの変容
今回の日食月食は牡牛座と蠍座の軸上で起こるため、「変容」が大きなテーマとなります。
地に根っこを張り巡らせながら、深いところから変容していくことが重要となるでしょう。
牡牛座と蠍座を結ぶ軸には「死と再生」という意味もあります。
そのため、深いところからの【根本的な変容】が求められるのです。
これは個人だけでなく、社会全体にもあてはまります。
一時しのぎではなく、根本的な変化が社会でも個人でも起こる可能性があります。
または、自ら変化していこうという前向きな姿勢も出てくるかもしれません。
日食月食の特徴その2|天王星の影響で大きな変化が起こりやすい
現在、天王星は牡牛座にあるため、この日食月食は天王星の影響を大きく受けます。
天王星は進化と変革の星です。
より大きく、予想しにくい変化が起こるかもしれません。
日食月食の特徴その3|日食は解放と手放し・月食で変化を受け入れる
占星術には、ドラゴンヘッド(龍の頭)とドラゴンテイル(龍のしっぽ)というポイントがあります。
これらのどちらで日食や月食が起こるかで、テーマが分かるのです。
ドラゴンヘッドは「新しい変化を受け入れる」、ドラゴンテイルは「解放と手放し」を表します。
今回、日食はドラゴンテイル(しっぽ)で起こり、月食はドラゴンヘッド(頭)で起こることから、
- 10/25(日食)→ 手放したほうがいいものを解放す
- 11/8 (月食)→ 新しい変化を受け入れる
がテーマになります。
こうしたことを意識しておくと、スムーズに進んでいけるでしょう。
【12星座別】日食月食での「解放と新たなテーマ」
日食月食の解説を読んで、具体的に「何を手放して何を受け入れたらいいの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ここからは12星座別の日食月食のテーマをお伝えします。
自分の太陽星座をチェックしてみてくださいね♪
【牡羊座】内面と向き合うフェーズを手放し成果に目を向ける自分へ
これまで自分の内面と深く向き合ってきた牡羊座さんは、そこから卒業していく時期です。
そして「実際に体験する」「成果にコミットする」というフェーズへ移行していくと良いでしょう。
また、人間関係で「深い信頼関係を築く」「誰かと深い関係を築く」ということに取り組んできた牡羊座さんも多いかもしれません。
そういった方は「実際にそれによってどんな成果を出していきたいか」ということに目を向けていくと良いでしょう。
【牡牛座】人間関係に意識を払う自分を手放す
牡牛座さんは、これまでは対人関係に意識を払ってきた方が多いかもしれません。
「この人の役に立つにはどうしたらいいのか」「うまくやっていくにはどうしたらいいのか」ということを頑張ってきた方も多いでしょう。
あるいは、人脈を広げることに精力的に取り組んできた方もいるかもしれません。
今回の蝕のシーズンでは、これらから卒業して「自分はどうありたいか」と向き合うフェーズに入っていきます。
牡牛座さんにとっては、新しい出発点とも言えるでしょう。
【双子座】現実的な成果を出す自分から見えない世界を味方につける
双子座さんの中にはこの半年間、「目に見える成果」や「実用的なものを目指す」ということを頑張ってきた方も多いかもしれません。
これからは見えない世界を味方につけて、もっと可能性を広げていくというフェーズに入ります。
そのため自分の中で躊躇していることがあったら、そこと向き合っていくと良いでしょう。
【蟹座】自己表現をやりきり貢献していける自分へ
蟹座さんはこの半年間、自己表現に熱心に取り組んできた方も多いでしょう。
これからは、どう貢献していけるかを考える時期になりそうです。
例えば、歌の練習をたくさんして上手に歌えるようになったから、その歌で誰かを幸せにすることにも挑戦してみるという感じ。
そもそも、あなたはこうした変化や生まれ変わりを経験したかったのかもしれません。
自己表現から貢献へ意識を変えていきましょう♪
【獅子座】プライベートを充実させて使命が発揮できる自分へ
獅子座さんはプライベートを充実させること、そしてそれによって使命を発揮することがテーマになりそうです。
もしかしたらプライベートを充実させるために、何かを手放さなければならないかもしれません。
それはこれまで続けてきた習慣かもしれませんし、パートナーとのコミュニケーションの見直しかもしれません。
いずれにせよ、プライベートで何か手放すものはないか見直してみると良いでしょう。
【乙女座】好奇心を満たすだけでなく人生を良くする学びへ
乙女座さんは、「人生をどう良くしたいの?」「知識をどう生かしたいの?」というフェーズに入っていくことになるでしょう。
これまでたくさん学んだり知識を蓄えてきたりした方は、人生をより高く、理想的なほうへシフトチェンジするときです。
自分の知的好奇心を満たすだけではなく、人生を良くする学びへと移行していくような時期になるでしょう。
【天秤座】自分の力だけで稼ぐ世界から多くの豊かさを受け取る自分へ
これまでは自分の才能を使って稼ぐ力を高めてきた天秤座さん。
これからは、もっと「受け取ること」を自分に許可するフェーズへ移行します。
自分ひとりで頑張らなくても、あなたは受け取ることができる人です。
稼ぎ方が変わるときなのかもしれませんよ。
【蠍座】あたためてきた信念や志を誰かのために使う
蠍座さんは、自分であたためてきた信念や志を、社会や誰かのために発信するときです。
自分の内側にある人生のこだわりを、外側へ出してみる時期とも言えるでしょう。
社会的なデビューをする方がいるかもしれません。
恐れず、自分の信念や志をアウトプットしてみましょう。
【射手座】本当の望みに気づいたらそれを日常で取り組む
射手座さんは、「そんなことを望んではいけない」と抑えていた自分を手放してみましょう。
この時期はこれまでの自分を解放して、本当の望みに気づくときです。
自分の深いところにある本当の望みは何か、それを見つけることが鍵となります。
日常生活で本当の望みを邪魔するものがあったら、取り払っていきましょう。
【山羊座】みんなのためだけでなく自分のためにやる
山羊座さんは、自分よりも社会や周囲の人のために頑張ってきた方が多いのではないでしょうか。
しかし、この時期は自分を優先することが鍵となりそうです。
「何を表現したいの?」「何を作りたいの?」ということを自分に問いかけてみると、やりたいことが見つかりそうです。
自分の気持ちを優先することが、ひいてはみんなのためへと繋がっていくでしょう。
【水瓶座】社会的活躍だけでなくプライベートで輝く自分に
水瓶座さんも山羊座さんと同様に、自分を優先すると良さそうです。
これまでは、「自分がいかに社会的に影響力を持っていくか」「使命を発揮していくか」ということを頑張ってきたかもしれません。
けれど、これを機にプライベートを優先するほうへ変えていくのがおすすめです。
すると、不思議と社会的にも活躍の場が広がっていくでしょう。
【魚座】高度な知恵を身近に落とし込んで「伝える自分」に
専門的で高度な知恵を自然とインプットしている、魚座さん。
魚座さんは学校での学びだけでなく、人生のさまざまな場面で言葉にならない学びをしています。
この日食月食では、学んできたことを「日常に落とし込んでいく」「実際に実用化していく」ということを意識してみましょう。
それは「誰かに教え伝える」「自分の日常に生かす」ということでもあります。
感受性が豊かで、受け取る情報量がとても多い魚座さんは、こうしたことは苦手かもしれません。
けれど、あえて言葉に落とし込むことで、さらにいろいろなインスピレーションが湧いてくるでしょう。
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