星読みテラスを監修する西洋占星術師・かげした真由子先生が、今月の星の動きの解説&12星座別の運勢とアドバイスをお届けします。
2021年2月は金星をはじめとして、水瓶座で多くの星たちがにぎわっています。
水瓶座は「全体的な視点」をもつ星座です。
今月は個人的なことよりも、社会の仕組みや集団心理に関することに関心が集まるでしょう。
そんな2月に、12星座ごとにどのような影響があるかを読み解いていきますね。
2021年2月は【社会や集団について考える】とき
2021年2月の星読みトピックス
- 水瓶座で新月
- 逆行していた水星が順行に
- 乙女座で満月
2021年2月の主な星の動き
日付 | 星の動き |
2/1 | 金星:山羊座→水瓶座 |
2/12 | 新月(4:05 水瓶座) |
2/18 | 太陽:水瓶座→魚座 |
2/21 | 水星:順行へ(水瓶座) |
2/25 | 金星:水瓶座→魚座 |
2/27 | 満月(17:17 乙女座) |
2021年2月は、2/18に太陽が水瓶座から魚座に移動し、2/21には逆行していた水星が順行に戻ります。
そのため、月の前半と後半で雰囲気が変わるでしょう。
そして2/21に水星が順行に戻り、4/29に冥王星が逆行を始めるまでの約2か月間は、すべての惑星が順行になる時期に入ります。
2/12の新月は水瓶座で起こります。
すべての人にとって「風の時代」の到来をハートで感じるようなタイミングとなるでしょう。
【2021年2月】12星座別の今月の運勢とテーマ
簡単に自分のホロスコープを出せるぞ
【牡羊座】仲間と楽しく過ごせるとき
2021年の牡羊座さんは、「仲間」「コミュニティ」が発展をもたらすテーマとなります。
今年の牡羊座さんは「1人でプロジェクトを完璧に早く仕上げること」よりも、「大勢で広い世界を見に行くこと」をワクワクした気持ちで選ぶはず。
2/1に金星が水瓶座に入ると楽しさや心地よさをストレートに受けとりやすくなるため、仲間やコミュニティとの関わりがいっそう楽しくなり、喜びを感じるでしょう。
また、過去に同じ夢を追いかけたメンバーとの再会もありそうです。
2021年2月は、仲間の存在によって自分の夢やビジョンを思い出す1ヶ月となるでしょう。
周囲とのやり取りの中で「風の時代」の到来を実感していきます。
金銭面は上昇気流に乗っていきます。
稼ぐことに関してもいつもよりモチベーションがアップして、貪欲になるときです。
想定外の収入や金脈を発見するかもしれません。
2月後半は、少し自分の内側に意識が向きはじめます。
時間があるときは内観をして過ごすとよいでしょう。
【牡牛座】変化に対応しつつも見直しを行うとき
2021年1月に牡牛座さんのエリアで逆行していた天王星が順行に戻り、牡牛座さんの進化のプロセスがスムーズに流れはじめました。
2021年2月は牡牛座さんのエリアに火星も運行中。
天王星と火星の影響で今月は多忙になるでしょう。
やってくる変化に対してアクティブに取り組む1ヶ月となりそうです。
2月前半は、太陽は水瓶座にあります。
牡牛座さんにとっては、1年のサイクルの中で「見直しの時期」に。
今まで突き進んできたことを振り返って取りこぼしたものを拾い上げたり、最終仕上げをしたりするプロセスに入ります。
2021年2月は物事の最終的な仕上げ、見直しをしっかりとしておくとよいでしょう。
ただし牡牛座にある火星と天王星に対し、水瓶座に集まる多くの星は一筋縄ではいかない関係なので、矛盾や葛藤を感じるかもしれません。
しかし、2021年4月中旬には納得のいく形で物事がスタートできる流れです。
この矛盾や葛藤はネガティブなものでなく、スタートのための最終チェック程度に捉えるとよいでしょう。
2/27の乙女座の満月では、恋愛や子育てに関してうれしいことが起こりそうです。
【双子座】次のビジョンが見えるとき
2021年2月の双子座さんは、1年のサイクルの中で「今までの成果を受け取るプロセス」の中にいます。
太陽が魚座に入る2/18からは、得られた成果をもとに最終仕上げに入るでしょう。
2/12の新月には、次にあなたが目指したい高み(ビジョン)が見えてきそうです。
2月後半は、この高み(ビジョン)を具体的にどう目指すかに思いを馳せていくとよいでしょう。
ただし2021年2月は次の高み(ビジョン)を目指すに当たって、「心の中でブレーキをかけている自分」を認識するかもしれません。
牡牛座にある火星と天王星は、今ならそのブレーキを解除できることを知らせてくれます。
その知らせは、心の違和感として受け取る可能性があるでしょう。
もしも違和感があるなら、どこかに見て見ぬ振りしているものが存在しているのかも。
2/20に双子座で起こる上弦の月の頃には、その違和感が最高潮に。
違和感を解消することに素直に取り組むと心のブレーキを解除できます。
2021年は1年を通して「さらに学ぶこと」がテーマの1つです。
とくに2月は、ワクワクした気持ちで学びに取り組めそうです。
【蟹座】自分とは異なるものを受け取るとき
2021年の蟹座さんは、自分とはまったく異なる「何か」を引き受けて自分のものにしていくことがテーマになってきます。
2021年2月は「何を引き受ければよいか?」という片鱗が見えてくるときでしょう。
もちろん全貌が一気にわかるわけではありませんが、今年1年の成長のヒントがあるはずです。
たとえば、自分とは正反対のタイプのパートナーと仲良くなる人もいるでしょうし、影響力のある誰かから今までとは違う事業を継承する人もいるでしょう。
いずれにせよ、「魅力的に見える何かをまずは受け取る」といった儀式的なことを体験する可能性があります。
2/12の水瓶座の新月では、蟹座さんがこの1年をかけて自分のものにしていく対象が見えてくるでしょう。
2/21以降に水星が順行に戻るとさらに受け取るものが明確になります。
【獅子座】手に入れた物事の活かし方を考えるとき
1年を通した自己実現のサイクルは「種まき→育ちきる→収穫する→見直す」というプロセスになっています。
2021年2月は、獅子座さんにとっては「育ちきったタイミング」。
つまり、やりきった物事を「次はどこに落とし込むか」について考えはじめる節目です。
「何も育ててないし、成果もない」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし大切なのは今、獅子座さんの手の中にあるものが「成果」であること。
2/12の水瓶座の新月には2/18に太陽が魚座に移動するのに先立ち、「ああ、次の課題はこれかも」というかけらを手に入れられるでしょう。
そして2/18を境に手の中にあるものをどう活用すればいいか、何を見直すべきか、どう磨いていけばいいかが課題になっていきます。
たとえば、仕事における自分の立場や役割がある程度見えてきた獅子座さんも多いでしょう。
自分の立ち位置が見えてきた獅子座さんは、今後自分の立場を活用するためにどう立ち回るべきかがテーマになります。
【乙女座】やりがいのある頼まれごとに取り組むとき
2021年の乙女座さんは、1年を通して周囲からの期待やニーズが高まります。
2021年2月の乙女座さんは、やりがいのある案件が転がり込んできそうです。
とくに乙女座さん自身が楽しく取り組めることが、周囲からの頼まれごととしてやってくるでしょう。
頼まれごとに応えていくことが幸運につながる時期。
物事に取り組むうちに自分の能力に自信が湧き、今後の展開もより具体的に見えてきます。
2/27に乙女座で満月を迎える頃は、今までの成果を受け取るタイミングです。
努力をし続けてきた乙女座さんはその結果が花開くでしょう。
しっかりとご褒美を受け取ってくださいね。
また、「少し背伸びをしないと学べないなあ」と思っていたことに積極的に取り組める学びのチャンスもやってきます。
興味のある分野に飛び込んでみるのもおすすめです。
【天秤座】自己表現をして表舞台に出るとき
2020年の天秤座さんは、意識が内側に向いていました。
しかし2021年は意識が外側に向きはじめています。
1年を通して今まで内側で温めていた計画をシェアしたり、表現したりすることが天秤座さんのテーマとなります。
とくに2021年2月は、表に出て露出度を上げることが今年1年間の活動の幅を決めるので、積極的に自分をアピールしてみてください。
2/12の水瓶座の新月に「2021年は自分をさらに表現していきたい!」という目標を掲げるのもよいでしょう。
この目標は実現する可能性が高いものとなります。
1年の自己実現サイクルの中で、2021年2月はとにかく物事を実行していくとき。
評価を気にせずに楽しんで美しいと思うことを表現し、創造していくことが幸運への道となるでしょう。
自己評価や他人の評価は後から付いてくるものです。
一方、華やかな運気の中で水面下での動きも活発化しています。
人脈を大切にして、目には見えない信頼関係を大事にするとよいでしょう。
【蠍座】1年の目標を具体的にスタートするとき
2021年2月の蠍座さんは、今年1年で成し遂げたいことについて具体的にスタートを切るタイミングです。
去年のお誕生日ぐらいから心の中で温めてきたことを実行に移すとき。
とにかく「物事を前に進めること」を重視してみてください。
水瓶座に集まる天体たちの力を借りて前進できるでしょう。
対人関係はいささか刺激的です。
今までとは違ったリアクションを誰かにされる、個性的な人と出会うといったことが増えるでしょう。
女性の場合は、恋愛のシーンでそのようなことが起こる可能性も。
2/12の水瓶座の新月はスマートフォンをフル充電するかのように、自分の心の中に安心感をしっかり蓄えることを意識してみてください。
好きな映画を見る、のんびり散歩するなどしてリラックスして過ごし、心と体に栄養を与えるとよいでしょう。
2021年2月に蓄えた心の栄養が3月以降の活動を支えてくれます。
【射手座】自分の可能性をさまざまな方法で試すとき
射手座さんの2021年2月は、今まで温めてきた自分の可能性をさまざまな方法で試していくときです。
たとえば、射手座さんが「占い師になりたい」というビジョンをもっていたとします。
その場合、どんな占い師に向くかはある程度やってみないと見えてきません。
まずはメール占いを始める、次にチャットを使って鑑定をしてみる、すると電話鑑定もやりたくなる…と、バリエーションを広げて試すことで、自分に合う形を見つけていけるときです。
射手座さんは博識なのでバリエーションが広がりやすいところもありますが、それも強みです。
2021年2月は自分の可能性を広げるだけ広げてみて、具体的にどうするかを決めるのは3月に入ってからでもよいでしょう。
また、毎日の習慣や健康管理に意識を向けるのにも向くときです。
季節柄、免疫力アップの食材を食べる習慣をつける、お肌の健康のために潤いをしっかりと与えるといったことに取り組んでみてもよさそうです。
【山羊座】物事の現実化に取り組むとき
2021年2月は、山羊座さんのところにいた愛と喜びの金星が去っていきます。
今月は祭りの後の静けさが少し漂うかもしれません。
2021年2月からは実際に物事を実現していく本番となります。
たとえば仕事のプロジェクトにおいて仲間と議論を重ねてきた山羊座さんは、1つの答えを見つけるでしょう。
2021年2月はその答えを手にしながら実際に手を動かし、何かを組み立てはじめるタイミングです。
現実化のフェーズに入り、1人で取り組む場面が増えるかもしれません。
2月後半は、ある程度自分で組み立てたものを誰かと分かち合う時間も生まれてきます。
1年を通した山羊座さんのテーマは「現実化」です。
「風の時代」でいささか浮足立っているムードの中、山羊座さんはこのムードをしっかりと支えるような役目をもっているのかもしれません。
2/12の水瓶座の新月では、自分の役割を実感するような嬉しい出来事があると思います。
【水瓶座】主役としてスポットライトが当たるとき
2021年は1年を通して水瓶座さんにスポットライトが当たる年であり、とくに2月は主役を張れる1ヶ月です。
2/12の水瓶座の新月は、水瓶座さんにとって1つの節目となります。
「自分がどんな人生の主役になりたいか」という脚本を描くとよいでしょう。
大切なのは、妥協せずに「本当になりたい自分」を望むことです。
自分が主役でいる感じがしなくても、すでにスポットライトは当たっていることを知るような気づきや出来事に遭遇する可能性もあります。
そして水星が逆行している2/21までは、過去の自分に敬意を払いつつも過去を超えた自分になるチャンスです。
昔は実現できなかったけれど、これから可能性が広がることもたくさんあるでしょう。
2021年2月はあらためて人生の主役になる決意を固めていく時期となりそうです。
家庭やあなたの居場所に関して少し動きがありそうです。
実際に環境が変わる方もいるでしょう。
今の水瓶座さんなら、あらゆる変化を自分らしくクリアしていけます。
【魚座】素敵なことが起こる予兆を感じられるとき
2021年2月の魚座さんは、「楽屋がにぎやかさと緊張感を増してきた」という舞台前のような感覚が高まります。
これから何か素敵なことが起こるけれど、どういうカタチで起こるのかわからない…という感覚が魚座さんをワクワクソワソワさせます。
2/18にあなたの魚座に太陽が入り、2/25に金星も魚座に入るとその理由が少しずつ見えてくるでしょう。
本格的に素敵なことが起こるのは2022年以降ですが、ワクワクソワソワした予兆を思ったよりも楽しめそうです。
今のうちに未来のビジョンや望むライフスタイルなどを描き、ワクワクのエネルギーを自分のビジョンに流していくのもよいかもしれません。
2/27の乙女座の満月にはあなたの願いが叶うことを誰かが教えてくれたり、実感をもたせてくれるようなことがあるでしょう。
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